令和2年6月15日
柔らかな日差しが降りそそぐ梅雨の中休み、去る6月15日に2か月遅れの75期生入学式が執り行われました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、参列者を最小限に制限した式となりました。
式の中で、第九ソリスト、コーラス同好会、そしてその他の3年生たちが校歌を披露。新入生への歓迎の想いが、75期生の皆に伝わったのではないでしょうか。
校長先生は式辞の中で、「自分の可能性への挑戦」そして「人に対する思いやりの気持ちを大切にしてほしい」ということを心に留め、この3年間で大きく成長してほしいと、入学生に祝いの言葉を贈りました。
*学校長式辞【抜粋】
75期生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員を代表して心からお祝いを申し上げます。皆さんも、本校の伝統である「勤倹力行」「質実剛健」の姿勢を継承しながら、すぐれた先輩方のあとに続くよう、常に「高い志」を抱き、日々の努力を重ねて学校生活を送ってもらいたいと思います。
それでは、本日、茨木高校の生徒として新たなスタートを迎える皆さんに二つのことを伝えておきたいと思います。
一つめは、「自分の可能性への挑戦」ということです。
皆さん一人ひとりは、それぞれ無限の可能性を持っています。それゆえ、自分の可能性に自分自身で制限を設けないでください。また、高校生活を先生から与えられたことだけを行うという受け身ではなく、失敗を恐れず何事にも積極的にチャレンジして下さい。
「失敗や挫折は成長の糧」とよくいわれます。高校時代に様々なことに果敢にチャレンジして、失敗や挫折を経験し、それを乗り越えてほしいと思います。
二つめは、「人に対する思いやりの気持ちを大切にしてほしい」ということです。
皆さんは一人ひとり、かけがえのない存在であり、他の人々もまた、かけがえのない存在です。そのかけがえのない自分自身の良さを、まずしっかりと認識し、同時に他人を思いやり、支え合い、互いに切磋琢磨してほしいと思っています。皆さんが、お互いの違いを認め合い、尊重しあうことが出来る心豊かな人間として、本校で大きく成長してくれることを 強く願っています。
私たち教職員は、皆さん一人ひとりが持っているすばらしい可能性をさらに伸ばしていけるように全力でサポートしていきます。
75期生の皆さん、改めて入学おめでとうございます。
想いも新たに、高校生活の一日一日を、大切に過ごしていきましょう。