１月に予定されていた妙見夜行登山は、新型コロナウィルスのまん延防止により、中止になっていましたが、妙見委員が代替行事を考え、参加希望者による代替行事を実施しました。
前日まで天候が悪く、寒の戻りがありましたが、当日は晴天に恵まれ、念願の代替行事を実現することができました。
当日の様子と併せて、当日まで準備を進めてきた「妙見夜行登山実行委員会」・「妙見夜行登山代替行事実行委員会」のコメントを掲載します。
私たちの妙見夜行登山は、ここ１、２年の多くの行事同様、伝統の型から外れた例外続きのものとなりました。昨年度はこの行事が実施されなかったため、運営委員会の中に行事の経験者が誰一人としていない中で運営が開始されました。感染防止のための対策が必要で、引き継ぎ資料をそのまま活用することもできません。何を残し、何を変えるのか、選び取りながら、感染対策を講じ、新しい形を作っていきました。本番１週間前に中止が決まり、今まで作っていたものが全て白紙になってしまったことも...。しかし、違った形でもなんとか実施したいという思いから、資料庫から初期の記録を探したり、行き先を新たに考えたり...と一から準備し直ししました。その結果、３月25日の日中、行き先を竜王山に変えて実施することができました。
茨高の伝統として続いていた「妙見夜行登山」とは、全く違う行事になってしまった、ある意味歴史に残る例外の１つとなった今回の行事ですが、制約の多い中、伝統とは何か、茨高らしさとは何かを模索しながら新しく作っていきました。だからこそ、嬉しさや達成感をより強く感じられたかと思います。
最後に、参加してくれた生徒、賛同してくださった保護者の方々、引率・見守ってくださった先生方、一緒に行事を運営してくれた委員・幹部へ、感謝を伝えたいです。」
（75期妙見夜行登山実行委員会・妙見夜行登山代替行事実行委員会）
＜当日の模様＞
