12月25日(水)先日ブログで事前研修の様子をお知らせしたGLHS10校合同国内研修福島へ向かうメンバーが新大阪駅に集った。天王寺高校の校長先生から「これからのエネルギー政策を考えていく上で、今この最前線で何に、どのように取り組んでいるのかをしっかり心に刻み込み、これからの人生を考えていく上での大切な機会としてほしい」というメッセージが送られた。10校の卒業生も力を尽くしている現場で何が学べ、何を...
2024年12月アーカイブ
1年間いろんなことがあった。年末の集会での挨拶。伝えたいことは山ほどあり、振り返りたいこともたくさんあるが、できるだけ短い挨拶がいい。メッセージをはっきりさせ、伝えよう。そう思って体育館の前方へ歩く。1年生から3年生までたくさんの生徒がいる。みんなそれぞれにこの一年を過ごしてきたのだと思うと胸がキュッと詰まる感じがした。 生徒部長の先生のお話が終わり、表彰。いつものことながら多岐に渡って、様々なこ...
1923年関東大震災、強い建物をつくる。1995阪神大震災、ダメージをコントロールする。2011東日本大震災、想定外に対して強い仕組みを作る。 耐震工学―経験工学 あえて「壊す」ことで「壊れ方」を研究する。「危険」がわかれば「安全」な利用に繋げられる。粘り強く壊れていく。想定外の壊れ方を想定した「壊し方」への誘導。 我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか。学問って何...
医学、薬学の道に進むことも考えて、がんをめぐる課題に気づき、誰もが支え合える社会を作るための解決策を考える機会とするため、2名の1年生はそれぞれ自分の中にあるやってみようという心の声を聴き、がん講座の運営に関わることを決めた。 目標、題材設定、12月20日(金)の本番当日に向けてロードマップが描かれた。12月11日に事前研修。その事前研修の中身を理科の諸先生と相談し、アドバイスをもらいながら回を重...
Rafflesiaの表紙はオータムセミナーでご講演いただいた石野良純先生のお墨付きの生物標本と裏表紙で解説が付されています。 生物の標本を調べ、疑問に思い、課題として研究をし、仲間や先生と協議を重ねた。標本の真の価値を知りたいという強い想いがどんどん膨らんだ。様々な方々の力をお借りしながら、国立科学博物館の甲能 直樹 先生へメールでご質問した。複数回のやり取りを経て、先生ご自身が本校を訪れ、確かめ...
図書委員さんが手渡してくれたRafflesiaの表紙を見ながら、四半世紀前のアリススプリングスの町で子どもたちが別れ際によく言っていたことを思い出した。ほんの瞬間に25年の歳月を行き来できる人間の心はやはり広く、奥深い。その時の子どもたちの表情や声のトーン。風のそよぎ方や木々の揺らめき。その当時の自分自身の心持ち。いろんなものがよみがえった。 Rafflesia第2号のトピックの一つに「高校生...
GLHS Global Leaders High School大阪府が「豊かな感性と幅広い教養を身に付けた、社会に貢献する志を持つ、知識基盤社会をリードする人材を育成する。」ことを目的に、府立高等学校の特色づくりの一環として、10校を「グローバルリーダーズハイスクール」として指定しています。生徒のみなさんの知るところとしては阪大ツアー、京大キャンパスガイド、アメリカ・サンフランシスコへの海外研...
師走。12月。走る前に必ずいただける機会。授業の見学。折に触れて少しずつ本ブログの中でもお示ししてきましたが、できれば今月(つまり、今年)中に機会をくださった先生方、快く迎えてくれた生徒のみなさんへの感謝も込めて、少し綴れればと思っています。先生方がご準備いただいた時間や生徒のみなさんが向き合っている時間を思うと少し不遜にも感じますが思うところを述べさせてほしいと思います。 各教科、科目の授業を拝...
試験初日!何の力になれるわけでもないが、生徒玄関で声をかけようと定位置に就いた。英語でなら何と言うのだろう?(Hanging in there! Cheer up! Good luck!)「あとたったの一マイル、病院への見舞、明日の試合」。2年生が携えている問題集のことをつらつらと頭に浮かべながら、挨拶を交わした。 「寒い」―思っていた以上に気温は低かった。なぜか駆け足になる。その場で足踏みしな...
おそらく最初の出会いは昨年度春の音楽会だったのだろう。音楽に対する教養のない私などからしたらジャンルを特定できないピアノの演奏に触れた。まさしく「心に響く」パフォーマンスだった。 お料理のコンテストで東京での本選に選ばれたという報告をしてくれた。16000件の応募者の中で6つの料理作成者が出場するということであった。昨年も同様に選ばれたが、東京で実際に料理をふるまうというところには至らなかったと伝...
数千万年、気が遠くなるような時間の流れだ。そんな過去から見た今、今から見た未来の世界に繁栄する生物についての発表。様々な設定(テレビのキャスター、公開放送、ラジオ番組など)で展開されるプレゼンには心惹かれるシーンが数々あった。ラテン語を駆使し、つけられた学名、インゲニウム・デフィノス、クライン・シュトラウス、カシューダ、アレシギサンドカン(?) いろんな思いが込められた生物のそれぞれの特徴、特性...