9月16日(土)9時50分から大阪工業大学大宮キャンパスにおいて、「科学の甲子園大阪府大会実技競技対策基礎実験講座」が開催されました。この講座の目的は、「生徒たちの科学への興味・関心を深めるとともに、科学技術を総合的に活用するための基礎的な技能の習得を図る。また、考察やレポートをまとめる上での注意事項などについて研修を行うことにより、各校における探究力向上など学習活動の充実を図る。」とされています。
加えて、「科学の甲子園大阪府大会実技競技対策」とあるとおり、10月29日(日)に開催される「科学の甲子園大阪府大会」の実技競技に臨むにあたり必要となる基礎的な知識や情報の周知も目的に含まれます。なお、今回の大阪府大会には府内の高校22校がエントリーしているとのことでした。
その大阪府大会は令和6年3月15日(金)~18日(月)に開催される「第13回科学の甲子園全国大会」への大阪府代表選考のための大阪府予選に位置付けられています。大阪府大会では各学校の代表生徒6名がチームとなって筆記競技と実技競技に挑み、それらの総合第1位の学校が大阪府代表として全国大会に参加することになります。
一昨日の基礎実験講座には、本校から大阪府大会にエントリーした6名のうち5名が参加しました。聞いていても理解しがたい内容が多くありましたが、生徒たちは話しに集中しながらしっかりと聞いていたと思います。話しの要点をメモに残し、全員に共有している生徒もいました。
この基礎実験講座で得た内容を学校に持ち帰り、今回参加できなかった生徒にも共有し、引率した2名の教員に加えて、化学の教員なども巻き込みながら、10月29日(日)の本番に向けてしっかりと準備をしてください。全国大会参加をめざし、全力を尽くしてほしいと思います。22校の戦いはすでに始まっています。当日の結果もそうですが、皆さんの踏ん張りと粘り強さに期待しています。