「第22回文理課題研究発表会」を開催

 9月8日(金)午後から「第22回文理課題研究発表会」を開催しました。今年度の2年生77期生からは、「くらし・食・まちづくり」「医療・保健・福祉」「教育・心理」「芸術・表現」「健康・スポーツ」「国際・人権」「数理・自然・情報科学」「文化・社会」の8つの課題分類とSSH事業の新たな取組としてスタートした"プロジェクトNova"の9つに分かれ、各グループまたは個人がそれぞれ設定したテーマについて課題研究を行ってきました。今回はここまでの成果を発表する中間発表という位置づけで、岸高ホールと体育館に分かれて合計110テーマのポスター発表を行いました。

 昨年度までは物理、化学、生物、地学、数学、情報、体育、家庭、国際教養、社会科学、人間文化の11からなるゼミに分かれていましたが、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業Ⅲ期めとなる現2年生からは「文理融合型課題研究」の実現をめざし、教科の枠を超えた課題分類ごとに研究活動に取り組んできました。

 「文理融合型課題研究」という名のとおり、各課題分類に対して文理様々な教科の教員がそれぞれの教科の専門性を活かしながら、異なる視点で課題研究の指導にあたっています。課題研究のテーマについても、昨年度までの教科に基づくゼミ形式の時より、生徒たちの興味・関心に基づき扱う内容に広がりが見られました。課題研究を「自分事」として捉え取り組むためには、生徒の興味・関心に基づいたテーマを設定することが重要です。自分たちが設定した課題に対して、生徒たちの主体的な取組が求められるところです。

 この後も今回の中間発表会での指摘や助言を踏まえ、各グループは次回1月27日(土)に開催する今年度の最終発表となる「第23回文理課題研究発表会」に向けて、研究活動を継続しながら、さらなるブラッシュアップをめざし取り組んでいきます。

 今回の課題研究発表会には、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の運営指導委員の先生方のほか、文系の課題研究に対する指導助言をお願いした2名の先生方にもご出席いただきました。お忙しい中、ご来校いただき、生徒に対し指導助言いただいた皆様方に感謝申し上げます。

 いただいた指導助言を踏まえ、最終発表会に向けて課題研究の内容をより深めることができますよう、生徒への指導を継続していきます。最終発表会にもご出席いただけることを願っています。

  

  

  

カレンダー

2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリ