12月４日（月）午後、コシノジュンコさんが海外の方向けの情報を配信しているNHK WORLD‐JAPANの番組「Face to Face」の撮影のために本校を訪れました。この番組は、日本で注目されている方をゲストに招いての対談番組です。番組のMCは、アメリカ出身で日本文学研究者のロバート・キャンベルさん（令和３年４月１日付で早稲田大学特命教授）です。
本校が撮影現場に選ばれたのは、コシノジュンコさんが母校である岸和田高校を案内しながら、自らがデザインした今年度入学生からの新しい制服を紹介するためです。また、先日校長ブログで紹介した展覧会「原点から現点」の「原点」にあたる、ご本人にとって思い出の場所であるからです。
当日は岸和田駅商店街や実家を訪れた後、本校に来られることになっており、予定どおりの12：30頃、コシノジュンコさんがロバート・キャンベルさんと一緒に岸和田城のほうから歩いてこられました。本校の正門を入ったところで、新制服を着た１年生男女各３名がお二人を出迎えました。そこで、ロバート・キャンベルさんから生徒たちに対して、新しい制服の感想や着心地など、いくつか質問があり、やり取りが行われたようです。
正門付近での生徒へのインタビューの後、校長室に来られることになっていましたが、周りにいた生徒たちがコシノジュンコさんに話しかけ、一緒に写真を撮ってもらっていたらしく、私は校長室で長く待っていました。
お二人が校長室に入られ、私にも、制服が変わったことに対する生徒の反応や、制服を変更することになった経緯などについて質問されました。校長室では、コシノジュンコさんが今回デザインした制服のことや高校時代のことなどをロバート・キャンベルさんにお話しされていました。その中で、高校時代に文化祭のポスターを描いたという話しが出てきたこともあり、予定してはいませんでしたが、コシノジュンコさんが学生時代に描いた絵や文化祭のポスターを保管している部屋に移動し、そこでも撮影が行われました。
その後、私も含めて岸和田城をバックに写真を撮り、校長室に戻りました。１時間近く学校に滞在され、この後、岸和田市にある杉江能楽堂に向かうとのことでした。
今回取材を受けられたロバート・キャンベルとコシノジュンコさんとの対談の様子は、令和６年１月28日（日）11：10～11：38の時間帯で放送されることになったそうです。
＊NHK WORLDのWEBページで放送と同時刻にライブストリーミングが行われます。
国内視聴はこちら→ http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
＊NHK WORLD・ビデオ・オンデマンド（初回放送日の当日または翌日に配信し、その後１年間配 信での使用）
対談番組とのことでしたが、実際は様々な場所で会話されている様子を撮影しているような状況でした。最終どのように編集され、どのような番組になったのか、私自身はとても楽しみにしています。
皆様もご覧いただければ嬉しいです。
