「SDGs×環境シンポジウム」

 2月15日(土)、堺市立西文化会館(ウエスティ)で開催された「SDGs×環境シンポジウム」に、本校が発表者として参加しました。

 このシンポジウムは、SDGsの達成や環境問題の解決に向けて取り組む様々な人から、それぞれの取組みの背景や課題、将来展望等をお伺いすることを通し、参加者の環境行動につなげることを目的として開催された堺市主催(内閣府、環境省、大阪府及び堺市の教育委員会等が後援)のイベントで、アルピニストの野口健氏等による第一部「基調講演」の後、第二部「未来を担う若者との対話」において、本校2年生5名が『2030年に向けて:堺市が歩む2つの未来」という題で発表しました。これは生徒たち自身が本校の「グローバル課題研究Ⅰ」や「海外研修」を通して学びまとめた内容であり、例えば、飲料の容器に対するデポジットの導入や工場等から排出される二酸化炭素から作ったドライアイスと夏の太陽に熱せられたアスファルトの温度差を利用して発電するなどの提案を含む発表でした。ホールに集まった皆さんをはじめ、市民一人ひとりの意識改革とSDGsへの取組みを促すことを通して堺市を世界に誇れる街にしたいという意気込みを感じる素晴らしいプレゼンで、野口氏を含むパネリスト4名からもお褒めの言葉とともに実装(具現化)に向けてのアドバイスをいただきました。

 本会はこの「対話」がきっかけとなって堺市が変わっていくのではないかという期待を抱かせるものとなりました。泉北生の力を十分に見せてくれたと思います。今後学校としても堺市等との連携をさらに深め、地元地域の発展に貢献していきたいと思っています。