探究ラボの各研究班は、それぞれの知的好奇心のもと夏休みを利用しての研究生活を楽しんで集中して挑戦してくれています。これは柑橘系の果物の皮からある特別な成分の蒸留による抽出実験を試みています。
4月に授業で学んだ実験手法を用いて、「ひょっとしたら・・・この成分の入手ができるかも!?」との期待をもって取り組んでいますが、彼ら(76期1年生)には何か狙いがあるようです。
なかなか難しいようで試行錯誤の連続のようです。失敗は挑戦しているから得られる事実と前向きに毎日頑張っています。
彼ら(76期1年生)は、さまざまな種類のイオン結晶を溶解させて何やら確認しています。
彼らは"溶ける"とは、どういう科学的メカニズムが働いているか知的好奇心をもって地道に実験を繰り返し、物質の溶解現象の観察に興味関心を抱いているようです。
あっという間に4時間経ってしまい下校の時間となりました。何のために!?ということに意識しないで一つひとつの現象に集中する姿勢が思いもよらぬ大きな発見に繋がることも学んでもらえればと期待しています。
探究ラボ主担 三好 達夫 ( 化学科教諭 )