【探究チャレンジⅠ】10/31 科学者技術者講演会

 今回の探究チャレンジⅠの授業では、実際に科学者、技術者として最前線の現場で活動されている方に来校いただき講演会を実施しました。

今回の講演会では、講師として

 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 

  助教 今吉 亜由美 様

 株式会社 立花エレテック

  FAシステム技術事業部 情報技術部 IoT技術開発課 課長 森近 剛 様

をお招きし、科学者・技術者としての仕事内容ややりがいについてご講演いただきました。質疑応答の時間では、「テーマの見つけ方は?」「研究を進めるときのポイントは?」「研究に行き詰ったときはどうするか?」などの質問があり、生徒も熱心に聞いていました。

 次回は、自分の興味探しの続きとして、興味のある論文について検索、要約をする予定です。インターネットなどを活用しながら多くの情報を集め、自分の興味のあるテーマを決めていってほしいと思います。

※生徒の感想の一部抜粋です。

・「研究」と聞くと、先が見えない難題を考え続けるというイメージを抱いていましたが、「ポジティブに研究する」「成果が出ないとは誰も思っていない」というお話から、「研究」にとても前向きでわくわくするもののように感じました。

・今吉先生のお話を聞いて、「地道に努力を続ける」ことの大切さが分かりました。結果が突然あらわれたりすることはなく、努力によってこそ生まれるということを知れました。そして、その努力は、「好きなこと」に対してなら楽しく、とても充実して行えるのだなと感じました。今吉先生が研究のことをとても楽しそうにお話されているのを見て、自分も「好きなこと」を見つけたいと思いました。

・「技術者」という職業について、ぼんやりしかイメージできていなかったが、とても分かりやすく説明していただいて、よりはっきりしてきました。今まで、普段の生活で目に見えている職業しか知らなかったけれど、目に見えないところで多様な職業の方の活躍のおかげで社会が支えられているのだと実感しました。

・広い範囲のことを学び、様々な視点で考えることで、色々なアイデアにつながるというのを聞いて、今、高校で学んでいることは、将来に直接的には関係なくても役に立つことがあるかもしれないと思いました。今していることが将来いきてくることを信じて、頑張ろうと思いました。

GL部SSH担当 中村 敬也 ( 化学科教諭 )