今回の探究チャレンジⅠの授業では、【RQ→仮説→検証】の流れを実際の実験を通して学びました。
夏休みに行う探究活動に向け、各班春休みの宿題「身近な課題を探そう」から、興味のあるテーマを選び、そのテーマに関するキーワードをマンダラートを用いて洗い出す流れを学びました。
次に、「ハニカム構造が建築に応用されている」ことをテーマの例に挙げ、
①RQ:六角形のハニカム構造が最も軽くて強いのか
↓
②仮説:正六角形の構造が最も強度やクッション性が高い
↓
③検証:正六角形と正四角形のハニカム構造をつくり、重いものを乗せて耐久性を観察する
のもと、実際に紙を使って検証実験を行いました。また検証には「定性」または「定量」という観点から行う方法があることを学びました。
各班で役割分担を決め、楽しみながらも熱心に検証する姿が見られました。
次回は、今回の検証結果をもとに、結果と考察のまとめ方を学び、夏の探究活動につなげていきます。
GL部SSH担当 川口 貴士(化学科教諭)