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6/15(土)茨木高校標本群について調査が実施されました

 6/6(木)、本校標本群について調査が実施されました。今回、「千葉県立中央博物館」博物館学研究グループ主任上席研究員の斎木健一氏と「ふじのくに地球環境史ミュージアム」(静岡県)学芸課主任研究員の早川宗志氏が、本校標本群の調査のために来校されました。お2人は、全国の学校標本を研究されています。

 本校の標本群は、明治30(1897)年 旧制茨木中学に赴任した博物教諭である小笠原利孝が中心になって収集したもので、最盛期には約1万8千点ありました。その後、校舎の建替えや戦争、災害を乗り越えて、現在も鳥類・哺乳類・魚類などの剥製標本、液浸標本など1000点以上が残されています。これらは、常に身近に生徒が観察できるよう、廊下に展示されています。

斎木氏・早川氏より、以下の点で貴重であると評価していただきました。

① 生物学(分類学・生態学)的に貴重

 当時、購入した物でも、現在「種の保存法」にリストアップされている絶滅危惧種などがある。茨高の標本は、量も種類も多く全国でもトップ10に入る。今では手に入らないので、生態学などを学ぶ資料として貴重である。

② 歴史(教育史)的に貴重

 当時、標本でどういう授業がされていたのかがわかる写真や周辺資料があり、今でも授業に使われているというのは他に例がない。教育史を研究する上で貴重である。

明治30年代の標本を使った授業の写真

「茨木高校百年史」(1995)より

 今後、この標本群が失われることがないように、下記のように提言してくださいました。

「この貴重な資料について茨木高校の教職員と生徒がともに今後も研究を継続し、専門機関や一般の方々にも発信していくことが大切である」

写真左から斎木氏、早川氏、高江洲校長

追記

本校では令和5年(2023年)度より、2年「課題研究」で「博物館学」や「標本」の講座を開講して、生徒が自分たちで、貴重な標本の保存と活用について探究する機会を設けて取り組んでいます。

→茨木高校H P>「茨高ミュージアム」>「歴史」

→茨木高校H P「バーチャル博物館」

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