7月23日(木・祝)、本校の軽音楽部が、泉北高速泉ヶ丘駅前にある「いずみがおか広場」にて、「泉北高校ソーシャルディスタンス(SSD)ライブ~三密より心密を~」を開催しました。これは自粛による閉塞感から脱出しようとする泉北ニュータウンに元気を届けることを目的として、SDGsへの取組みを強化している南海電鉄㈱とのコラボで実現したものです。
新型コロナウィルスの感染者数が再び増加し始めている時期であり、開催を疑問視する声もあったと想像します。しかし、できない理由に縛られるのではなく、社会がウイズコロナに進む中、どうすればできるかを考えて行動することが大切なのではと思います。また高校生活は長い人生の中で3年間しかありません。その短い学校生活の中でしか学べないこと、学校の活動を通してでしか経験できないことについては、できるだけ保障し、後押ししてあげたいという思いもあり、今回は感染及び感染拡大予防策をしっかりと講じてリスクを最大限減らしたうえで実施するという判断をしました。
今日は3年生の計7バンド25名が、臨時休業中に「心の距離」をテーマに作成したオリジナル楽曲「心密」など、約15曲を披露しました。1、2年生の合計80人もフラッシュモブ(雑踏の中の通りすがりを装って突如行うダンスパフォーマンス)で盛り上げてくれました。天気予報は雨でしたが、日ごろの行いが良いのか最後まで空は崩れず、たくさんの方が立ち止まって高校生の溌剌としたパフォーマンスに大きな拍手をしてくださいました。今回の企画にはNHKの取材も入っており、今月末にニュース番組の中で放送されるとのこと。楽しみです。