「アドレモンジャム」

 昨年の夏、本校生の有志が国内研修の「プロジェクト型グローバル&サイエンスキャンプ」で滋賀県高島市の安曇川町を訪れた際、地域の特産品をどのように創造するかを地元の「アドベリー(=高島市の特産果実)生産協議会」との交流で学習し、校内で育てている「泉北レモン®」とのコラボレーションを考案しました。

 その後、「総合的な探究の時間」の活動の中で、「一般社団法人泉北レモンの街ストーリー」「高島市商工会経営支援課」及び「アドベリー生産協議会」と連絡を取り合いながら商品の共同開発を進め、ついに泉北レモン®とアドベリーを混ぜ合わせた「アドレモンジャム」が完成しました。

 パッケージデザインやレシピ開発から微妙な味の調整に至るまで、コロナ禍の制限された中、オンラインでの企画会議などを繰り返して開発したこの「アドレモンジャム」。3月27日(日)に高島市の道の駅「藤樹の里あどがわ」にて本校生が出張店頭販売することとなっています。

 この企画に携わった「Semboku Lemon Promotion」班の皆さんは、商品開発等の活動を通して、SDGs11番「住み続けられるまちづくりを」や12番「つくる責任、つかう責任」を実体験として学ぶことができています。これからも、地域と地域を繋ぐ架け橋として活躍してくれることを期待したいと思います。