【先進校視察】奈良学園中学校・高等学校

2月16日(土)に奈良学園中学校・高等学校主催の「SSH研究発表会」へSSH先進校視察へ行って参りました。「なら100年会館中ホール」を会場にて行われました。

奈良学園中学校・高等学校は今年度SSH指定第2期1年目で「探究心を持ち、課題発見能力と課題解決能力を備えた、持続可能な社会を構築できる人材の育成」とのテーマで研究開発に取り組まれています。

はじめに基調講演として京都大学大学院 工学研究科の後藤 忠徳 准教授より「地震の予知はなぜ難しいのか?」との演題でご講演いただきました。

その後、

SSH(理)系 課題研究発表(2班/高校2年生)

SS発展コース 課題研究発表(2班/高校2年生)

SSHベトナム海外研修報告

SSH卒業生生徒支援組織「矢田の丘里山支援チーム」活動報告がありました。

生徒の課題研究発表では、質疑応答に誠実に答える姿が印象的でした。

海外研修報告での現地での英語プレゼンテーションの取組は本校でも挑戦したいと思いました。

また、母校の環境保全活動を支援するために9年前に卒業生が設立されたOB・OGの団体の取組はとても興味深かったです。

学校の環境科学教育支援のいわゆる学生TA活動に加え、里山・生物多様性保全活動、地域との協働活動に取り組まれており、現在82名の卒業生が在籍されているとのことでした。

小学生や保護者を対象にした「奈良学塾」、保育園での出前授業、お祭りへの参加など多岐にわたって積極的に活動されていました。

学校での課題研究活動の学びを活かし、卒業後も学校や地域と協働して主体的に発展・進化させていくシステムにとても刺激を受けました。

生徒会の生徒による凛とした司会をはじめ受付・誘導における生徒さんの親切な対応ありがとうございました。先生方も丁寧にご対応いただきまして誠にありがとうございました。

保護者の方など多くの方々が参加され、活気のある発表会でした。

ご準備いただいた関係者の皆様方、貴重な機会を賜り、感謝申し上げます。

今回の学びを本校での取組にいかしていきたいと思います。

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(化学科:吉田拓郞)