2019年10月19日(土)に大阪府立天王寺高等学校にて大阪サイエンスデイの第1部(ポスター発表会)が行われました。
本校からは1・2年生の8つの代表班が発表を行いました。
《74期1年 探究チャレンジⅠ代表》
・割り箸をきれいに割る方法【1年3組】
・集めたゴミを全てちりとりに入れる方法【1年5組】
・台風が大阪に来るのは夜中が多いように感じるのはなぜか【1年9組】
《73期2年 SS探究代表》
・"竹の粉"を用いた発電方法の研究【物理】
・電気分解を利用した電気冷却材の作成における吸熱量の評価【化学】
・魚類の逃避行動~影に対するメダカの逃避行動の分析~【生物】
《探究ラボ代表》
・ペクチンを用いた生分解性を示す高吸水性高分子の創成【B班】
・スクミリンゴガイの有機駆除剤の開発【I班】
計124件のポスター発表、来場者は2,000名以上と非常に熱気あふれるアカデミックな発表会でした。
校内発表会とは違った、他校の生徒に自分たちの研究を伝える面白さや難しさ、達成感を感じたことと思います。
『はじめ不安でしたが、やっぱり発表会に挑戦してよかったです。』
『来場者の多さに驚きました。沢山聞きに来てくれて嬉しかったです。』
『他校の生徒に対しては、校内のように何となくでは伝わらなし、一生懸命考えて工夫しました。』
などの話を発表した生徒から聞きました。
「実験や調査を行う」
「それをポスターにまとめる」
「発表の練習をする」
準備段階で、様々な課題に直面することも多かったと思います。
しっかりと向き合い挑戦したからこそ、代えがたい有意義な経験を積めたのだと思います。
「答え」が明らかでない、一様でない課題に挑戦し納得解を得る。
世の中は「課題研究」だらけです。
生徒諸君の益々の成長、活躍、応援しています。
最後になりましたが、大阪府立天王寺高等学校の教職員をはじめ、高校生が気持ちよく発表できる会場のご準備をいただいた関係者の皆様方に感謝申し上げます。
(化学科:吉田拓郞)