祝!SSH全国大会でポスター発表賞を受賞!!

8月6日から8日まで、神戸国際展示場にて実施されていました、SSH生徒研究発表会に、本校を代表して「学校内における組み合わせ最適化問題への量子アニーリングの適用」というテーマで3年生の2名がポスター発表に挑みました。

神戸に出発する2日前まで、追加のコーディングやポスターの修正作業を重ね、何とか納得のいくポスターを仕上げることができました。

8月7日。いよいよポスター発表に臨みます。

何度もリハーサルした甲斐があって、審査員の前でも原稿通りではなく自分の言葉でしっかりと相手の表情を確かめながら、堂々としたプレゼンと質疑応答ができました。審査委員の厳しい質問にも、スムーズにコミュニケーションをとりながら対応することができていました。ひいき目にみても、素晴らしいプレゼンテーションでした!

ただ、内容的に専門色が強く、少し生徒受けは悪かったかもしれません。その代わり、訪れてくれる高校生・大人たちは、皆さんとても内容に関心を示してくださり、しっかりと質問してくれてコミュニケーションがしっかりとれている印象でした。

翌日8月8日。午前中の「代表校プレゼンテーション」には残念ながら選出されませんでしたが...

やりました!審査委員の審査に基づいて授与される「ポスター発表賞」を受賞することができました!

専門性が高い研究内容で生徒ウケしにくく、四條畷高校の発表ブースはなかなか「盛況」とはなりにくかったのですが、彼らが情熱をかけて研究した内容をしっかりと評価していただくことができました。本当にうれしい!

今回の「学校内の最適化問題への量子アニーリングの適用」の研究に際しては、色々な方々から「専門外の人にもわかるように」とのアドバイスをいただくことが多くありました。ただ、研究の内容や価値を説明するためには数学的な説明を避けて通ることはできず、内容が正確に伝わることを重視して思い切って真正面からしっかりと数学の言葉を用いてプレゼンしたことが、審査委員の高評価につながったのかな、というのが傍から彼らのプレゼンテーションを2日間にわたりほぼ全て見守ってきた引率教員の感想です。

当たり前のことであり大切なことだと思いますが、今回の彼らの頑張りによって「わかりやすさ」や「見栄えの良さ」が研究の価値の本質ではない、という課題研究のコアな部分をしっかりと再確認することができました。今回の発表は、たくさんの畷高生も見学に来てくれましたので、そのマインドはきっとしっかりと伝わったことでしょう!

これから畷高生の躍進がますます加速する予感です!

後輩たちが、今回の先輩の頑張りをどんどん越えていってくれることを期待します!

(SSH担当 KIM)

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