8月25日(金)26日(土)に、課題研究で博物館学を選択している生徒と生物部・天文地球科学部の部員が、展示方法について学ぶために、大阪大学総合学術博物館を訪問しました。大阪総合学術博物館の伊藤謙先生が案内してくださいました。伊藤先生は、今年度7月に実施した本校の「学問発見講座」にも来てくだった先生です。博物館の館内を案内していただき、美術部の方々が展示会の準備をしている場所にもお邪魔しました。そこでは、来館者に興味を持ってもらい、作品の魅力を伝えるための展示方法について教えていただきました。作品の配置、照明の当て方の工夫、教室内の順路の作り方などについて、質問に答えていただきながら丁寧に教わりました。
作品のそばに設置するキャプション作りの体験もしました。ボードに紙を貼ってカッターで切り抜く作業は、油断すればすぐにずれてしまう難しいものでした。気泡が入らない貼り方など、実用的な知識も得ることができました。
いただいたアドバイスは、課題研究や文化祭での展示に活かせる重要なヒントになりました。全てが新鮮で、見学中はずっと驚きの声が上がっていました。
今回の貴重な経験を踏まえて、部活動や課題研究をより良いものにしていきたいです。
