Beyond_i in Singapore㊱

修了式が終わった後は、NUSのファシリテーター、チームリーダーとの別れを惜しみながら、宿舎に戻りました。宿舎に到着し、バスを降りる23名の表情は、シンガポールに到着してから、初めてバスを降りるときとは全く違い、達成感と満足感でキラキラと輝いていました。

また今日1日の振りかえりでは、今日の午前、午後で経験したこと、感じたこと、考えたことをこれまでの形式でしおりに書き込み、ギャラリーウォークの形で共有しました。さらに主な研修が今日で終わったことから、シンガポールに来る前の自分と今の自分を比較して、変化したことを「成長」と呼び、何が「成長」したのかを振り返りました。

発散 今回の研修で変化したこと(=成長)
収束 特に変化したこと(=一番成長したこと)
活用 この成長をどう活かしたいか?

しおりに、これらを書いた後は、ここまで充実した研修を共に過ごしてきたチームメンバーに自分が変化したこと(=成長したこと)を話しました。いつも通りに、学んできた丁寧な英語でチャレンジする姿や日本語で微妙なニュアンスを丁寧に紡ぎながら話す姿がありました。とても印象に残ったことは、チームのメンバーが話している時の他のメンバーの眼差しと姿勢でした。話している人が言葉に詰まっても急かさずにゆったりと待ち、話していることに対して、「うんうん」「OK!」「いいねぇ」などのような相槌があり、話し終えた後には自然と温かい拍手があったことです。

最後に、この研修とともに成長してきた「手形の目標(=ビーイング)」を囲み、全体にシェアできることをひとりひとり話してくれました。「消極的だったけれど、この数日で自分から前に出れるようになった」「こんなに仲良くなれるとは思っていなかった」「日本に帰っても、気軽に話しかけてほしい」「この関係がこれからも続けたい」など、この短期間での自分の変化や23名のチームメンバーに感謝を伝える言葉がたくさんあり、海外や見知らぬ土地のパニックゾーンがコンフォートゾーン(=安全安心な場)になったことがわかりました。より積極的な2年生だけでなく、初海外だった1年生の中からも気持ちを開示する人がいて、まさに「成長」を感じるシーンになりました。

ひと通り話したところ、今回担当していただいた添乗員様からも、この数日の生徒の成長についてコメントしていただき、過分な言葉で23名の成長について評価してくださいました。改めて今回の研修の内容を考えていただき、生徒の心の支えになってくださったことに感謝しています。ありがとうございました。

いよいよ明日は最終日です。空港に出発する前には、シンガポールのスタッフとして、生徒に寄り添い、添乗していただいた現地スタッフにこれまでの研修を振りかえるゲームを用意していただきました。とても丁寧で、とても優しい現地スタッフは、どのようなゲームを用意してくださっているのか、とても楽しみです。

その後、チャンギ空港に移動し、Jewelでの買い物などで最後のシンガポールを満喫したいと思っています。

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