6/7(金)78期、79期芸術鑑賞会が行われました。茨木高校では、芸術や日本の伝統文化など、「本物にふれる」をテーマに、毎年、芸術鑑賞会を実施しています。今年度は、国立文楽劇場で文楽を鑑賞しました。演目は、「二人三番叟 」と「菅原伝授手習鑑 寺入りの段/寺子屋」でした。「文楽教室」ということで、わかりやすい解説もしてくださいました。
事前に図書委員の生徒が、文楽について学び、当日までにクラスに説明し、スムーズな運営を行えるように準備しました。以下、今回の芸術鑑賞会の準備に関わった図書委員からの感想です。文楽鑑賞後の生の声をぜひご一読ください。
事前に図書委員の生徒が、文楽について学び、当日までにクラスに説明し、スムーズな運営を行えるように準備しました。以下、今回の芸術鑑賞会の準備に関わった図書委員からの感想です。文楽鑑賞後の生の声をぜひご一読ください。
「事前に調べた中で、 本当に太夫さんの語り方で登場人物の演じ分けや感情の変化がわかるのかが、疑問に思っていましたが、実際にみると、 登場人物の感情がゾクゾクと伝わってきて、 これが文楽か! と実感することができました。特に、 女性が2人出てきたとき、 話すスピードとイントネーションで全然違う人物であることがはっ きり感じられました。
人形が動くところは初めて見たのですが、 こんなにも人形の動きから個性が感じられるものなのかと興奮しました。 またメインの登場人物だけでなく、 とりまく人々もリアル過ぎて、どこを見ても飽きることがありません でした。寺子屋の子どもがずっとソワソワしてたり、年かさの寺子がつまみ食いしてたり、細かいところにも見どころが満 載! 1回見たぐらいで、何様かと思われるかもしれませんが、 三味線の音色は弾く方によって、またぜんぜん違うんだなあと思った り。あと『やっぱり源蔵さん、子どもたちの顔をめっちゃ悪く言い過ぎじゃない? 声がきりぎりすってなんそれ?』とか、たくさんツッコみたくなりました(笑)」
国立文楽劇場の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。