7月19日の午後、大阪府庁本館にて本校2年生4名が「AIG高校生外交官プログラム(※)」の一環でアメリカから来られた高校生とディスカッションを行いました。
アメリカの高校生とともに大阪府政についての講演を受けた後、ディスカッションに臨みました。本校生徒たちは自分たちで「日本の学校とアメリカの学校の違い」というテーマを設定し、話し合いました。通学方法について、日本では電車や自転車が一般的である一方で、アメリカではバスや自分で車を運転することが多いということ、外国語学習について、一般的な日本の学校では英語だけが必修である場合が多い一方で、アメリカではフランス語やスペイン語等、自分で外国語を選択することが一般的であることなどを知りとても驚いた様子でした。
両国の生徒とも、どちらが良い悪いではなく、多くの違いについて新たに学び、文化の違いを知れて有意義な時間となったみたいです。そして、違いだけでなく、好きなスポーツや取り組んでいる部活動が一緒であったり、どちらでもInstagramが流行っていたりと、共通点も多くあり、国籍や違いを乗り越えてともに良い時間を過ごしていました。ここでの出会いが、本校生徒の未来を明るくするものになることを願うばかりです。
以下、参加生徒1名からのコメントです。
「アメリカの学生さんはみんな優しくて、私たちが、喋るときに詰まってもゆっくり話して助けてくれました! 私たちが提示したテーマについて真剣に考えてくれ、質問もたくさんしてくれたので、会話がすごく弾んで、最後の発表も上手くいきました! アメリカの高校生とディスカッションする機会は滅多にないので、とてもいい経験になりました!」
※「AIG高校生外交官プログラム」
日本・米国それぞれで選抜された日米の高校生が、「高校生外交官」として言語、文化、自身の壁を越え共同生活を送る国際交流プログラム。1987年にAIG損保・フリーマン財団の協賛により渡米プログラムが開始。米国の高校生が来日する日本プログラムは1994年に開始し、今年で29回目となります。大阪への訪問は新型コロナウイルス感染症の影響で中断されていましたが、5年ぶりに再開されることになりました。
主催:AIG高校生外交官プログラム実行委員会