朝、合宿に出発する(電車が動いていなくて学校にくるの大変だったでしょう)複数のバスを見送り、夕刻、合宿を終え到着した吹奏楽部がメッセージを聞いている様子に出くわしました。4年前は感染症との戦いの真っただ中で、発着を息をのみながら見守っていたことを思い出します。心身ともに何かが宿る、合宿、どのクラブも実りあるものと出会える良い時間が過ごせ(てい)ますように!
2025年7月アーカイブ
自分の力で大学受験合格を勝ち取れる英語の力をつけてやる!平成元年教職に就くことができ1990年代、「何で英語なんか勉強せなあかんのん?」という多くの疑問に答えるために、受験では文系でも理系でも受験科目に英語があるから大学に行くためには点数を取らないといけないからだというのが授業のやり取りの定番だった。すべての生徒が4年制大学に進学するわけではなかったので、とても不誠実な対応だった。 大...
囲碁・将棋部、硬式テニス部、バドミントン、女子ハンドボール部、女子バレーボール部。府大会優勝、全国大会への進出やIHでの4位入賞、ブロックの大会での優勝、2位そして優秀選手としての表彰等数々のクラブの活躍が報告された。以前のブログでご紹介したライフル射撃、競技かるた、水球、各クラブの全国大会への切符、近畿大会出場等この夏も暑い夏となる。いつもこの表彰の場で幸せだと感じるのは、それぞれの分野で学習以...
大学1年生、まだ専門的に心理学を学ぶわけでもなくふわふわしていたころ、アフリカに毛布を送る活動をしている人の話を聞いた。アフリカの砂漠では気温の日較差が大きく、毛布は寒さを凌ぐうえでも、そして日光から身を守るためにも大きな役割を果たす貴重なものであったということだった。語っている人もほんの軽い気持ちで始め、毛布を集める活動に参加して、そして現地に行くこととなった。実際に配布する場面で軽い気持ちは吹...
第13回GLHS海外サンフランシスコ研修、7月12日(土)3回め、最後の事前研修が天王寺高校で行われた。コロナウイルス感染症後初めて行われた一昨年の研修に参加した高津高校の3年生のメンバーが自らの体験を語ってくれた。研修で気づいたこととして3点―失敗OK、積極性、交渉―を挙げてくれた。その体験から帰国後留学を果たし、今に至っているということを伝えてくれた。参加者ひとり一人の心に届き、大きく背中を...
忙しい茨高生。3限終わりの昼休み、時間を作って校長室を訪れてくれた。全国大会に出場する囲碁将棋部、競技かるた部、ライフル射撃部のメンバーと近畿大会出場を決めた水球部のメンバーたちだ。 それぞれの部の出場者から大会での抱負を伺う。優勝をめざすという力強い言葉や全力を尽くすという自分に対して叱咤するような言葉。また、これからの人生に向けて全国という舞台で戦えるこの経験を大切にしたいという言葉。また、自...
まずタイトルだけお示しします。 「インターネットを支える光ファイバー通信~その発展と未來~」 「建築」と「音」 「茨木から近代日本を考えるーザビエル画像の発見・継体天皇陵の真偽」 「刑事訴実務の概説」 「高性能計算の世界」「コンサルタントの仕事の魅力を解剖します」 「古生物とお寿司の関係」「薬や触媒分子を創る有機化学の魅力」 「重力を操る。~微重力実験と低重力実験~」「光源氏はなぜ恋を繰り返すのか...
蝉の声が夏の本格化を告げている。夏休み前の最終週、7月も半月が終わろうとしている。 先週の金曜日7月11日。PTA役員会、実行委員会が行われました。役員会では会長様より何段階もの備えの必要性、大切さについてお話をいただき、9月以降の様々な大きな行事についてきめ細やかに役員会の中でご議論いただきました。秋のPTA行事に多くの方のご参加が叶うことを願うチャンスをいただけたことに改めて感謝申し上...
昨日(7月9日)手に入れた竹が、2か月後マスコットとして姿を現す。 完成に至るまでどのような筋書きが描けるか。節目、節目に何箇所チェックすればいいのか。どんな策略が立てられるのか。簡単なものから難解なものまでさまざまに問いかけられ、その度に答えを導き出す。答えは一つではない。名答と迷答は紙一重だ。 設計図を書き、何度も計算を繰り返し、試行錯誤しながら、画力、筆力、筋力を余すことなく出し切る。モノ...
試験4日め、7月7日(月)朝、生徒玄関に立つ。七夕ではあるが生徒のみんなにとってはこの二日がんばり切ることで頭がいっぱいだろう。 暑い。小さい「っ」を入れてしまいそうになる。「暑い」。頭の中で流れる歌詞。「♭お願いよ~♬」記憶をたどる。「~ジャスミンの~♪」自分が高校生の時の曲だ。(保護者の方もご存じないかもしれません。)なぜだろう。サビまで行く。「♩渚に~♯」理解ができた。日傘だ。そし...
宿泊野外活動から帰阪後、様々なシンポジウムや説明会、研修などに参加し21世紀に必要なスキルや英語教育、医療に携わる多岐にわたる分野やそのモティベーションなど日々学ぶ機会をいただいている。 21世紀に重視される非認知能力と言われる4Cs (Communication, Collaboration, Creativity, Critical thinking)。 授業の中でうまく落とし込めていくことが...
「いった~, だっる~」小さい「っ」(促音便ではない)が表すいら立ちは効果的だ。朝の生徒玄関。中間考査3日目金曜日。多くの人たちからの「あっつ~」を聞いた。容赦なく照り付ける日差しは記憶をも溶かそうというのか。「覚えることが多くて大変だ。」表現は違えども、多くの同様のコメントがやり取りされていた。学習における「量」の劇的な「質」への変換は一定量を蓄えないと起こらないという観点からすると大変だけど...
「全文を覚えましょう。」「何でですか?」「冠詞まで正確でなければならないですか?」「時制や助動詞も寸分の狂いなくですか?」予想通りの批判の嵐でした。「太字の表現のところだけ覚えておけば入試には対応できるでしょう。」そうです、入試への対応ということであれば一理ありです。しかし、ゴールは入試に合格することだけではない。(もちろん過程として必要、大切な要素ではある。) もう8年前になる。英語教師として最...
伝統―ある民族・社会・集団の中で、思想・風俗・習慣・しきたりなど、規範的なものとして古くから受け継がれてきた事柄、また、それらを受け伝えること。 文化―人間の生活様式の全体、人類が自らの手で築き上げてきた有形・無形の成果の相対。それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発展してきた。 ...