昨日2月4日(日)14:00から岸高ホールにおいて、ブラスバンド部が「第15回Ensemble Concert(アンサンブルコンサート)」を開催しました。保護者の方を中心に、多くの方にお越しいただきました。どうもありがとうございました。
今回のコンサートは「アンサンブルコンサート」という名のとおり、Ⅰ部とⅡ部に分かれて、3人から8人で構成する計11のチームがアンサンブルを行いました。演奏した曲は以下のとおりです。
(Ⅰ部)
トランペット5重奏「トランペット5重奏のための『四つの印象』」
ホルン5重奏「月の光」
クラリネット4重奏「Story」
金管8重奏「金管8重奏のための東風への望み」
金管3重奏「花は咲く」
打楽器5重奏「Antique Crochet」
(Ⅱ部)
管弦打7重奏「シロクマ」
クラリネット5重奏「Under the Sea」
サックス5重奏「ガラスの香り」
フルート4重奏+オーボエ「『魔女の宅急便』メドレー」
金管8重奏「アズーロ二つの青の前奏曲」
これら11チームの曲を聞いて、吹奏楽とは違ったアンサンブルの魅力を実感しました。その魅力とは、まずはそれぞれの楽器の音色を楽しむことができること、また同じ楽器の音が重なることで力強く聞こえたり、異なる楽器の音が交じり合うことで音に変化が生まれたりすること、そしてハーモニーの美しさなどを感じられることです。
打楽器5重奏の打楽器だけで奏でる曲が私にとってはとても新鮮で、心に響きました。また、管弦打7重奏のピアノやドラム、ベースなどが入ったアンサンブルはあまり見たことがなく、とても印象に残っています。もちろん、どのチームも素晴らしかったです(これがアンケートの回答です)。
アンサンブルの場合は指揮者がいないため、自分たちでペースを合わせなくてはならず、まさしくチームとして息があっていなければならないのだろうと感じました。1人で複数のチームに入っている生徒がいると聞きました。全体で演奏する吹奏楽とは異なり、アンサンブルの場合、一人ひとりの役割が明確であり、その分個人の責任が大きくなるため、コンサートとして皆の前で演奏するレベルまで高めるのに、一人ひとりが多くの時間をかけて練習したことだと思います。ただその分、自分自身の技能の向上には繋がったのだろうとは思いますが。お疲れさまでした。
Ⅲ部ではブラスバンド部全体で、米津玄師のLOSER、スーパーマリオブラザーズ、そしてアンコール曲の3曲、テンポのよい曲が演奏されました。やはり、ブラスバンド部としての演奏には迫力があり、とてもよかったです。
昨日は「第15回Ensemble Concert」のプログラムと一緒に、5月5日(日)に浪切ホール大ホールで開催する「第53回定期演奏会」のチラシも配られました。すでに演奏曲も決定し、2年生77期生18名の部員にとって最後の舞台となる定期演奏会に向けて、着実に準備を進めているのだろうと思いました。配られたチラシを見て、昨年の定期演奏会での感動を思い出したところです。また、あの時の感動を楽しみにしています。悔いのないよう、やり切ってください。