6月8日(土)14:00から岸高ホールにおいて、「塾対象 岸和田高校見学会」を開催しました。参加予定人数は中学生と保護者をあわせて380名で、岸高ホールがほぼ満席になりました。
最初に音体部3年生有志によるオープニングパフォーマンスを行いました。休みの中、参加してくれた音体部3年生の皆さんに感謝します。その後、駐輪指導や受付を手伝ってもらった陸上競技部、水泳部と演劇部の代表生徒6名に対するインタビューを行いました。どの生徒もとても緊張した様子ではありましたが、一人ひとり誠意をもって質問に答えていました。自己紹介、各クラブの紹介の後、岸和田高校のセールスポイントはという問いに対して、「文武両道」という言葉を用いて、勉強だけではなく部活動や学校行事なども活発で、楽しい高校生活を送っているという話しがありました。日頃から「楽しく充実した高校生活を送ってほしい」と伝えている私にとっては嬉しい言葉でした。また、高校受験を控えた中学生に対するアドバイスでは、一人ひとりが自らの経験を踏まえ、中学生を勇気づける話しをしていました。
生徒へのインタビューの後、私から挨拶を行いました。今回は本校のパンフレットを元に話しをさせてもらいました。というのも、昨年度末からパンフレットのリニューアルに取り組み、先日完成したところでもあるからです。新パンフレットでは、「スクール・ミッション」や「グラデュエーション・ポリシー」などに掲げた「どのような生徒を育てるか」、またそのために、「どのような教育活動を行っているか」について整理したつもりです。本校では生徒たちが第一希望の進路実現をめざし、高い志を持ち続けることができるよう指導・支援するとともに、生徒たちが教科の授業や課題研究に主体的に取り組み、思考力・判断力・表現力や課題発見・解決能力、情報活用能力を育むことに努めています。また、生徒のインタビューにもありましたが、学校行事や部活動も活発で、そうした活動を通して人間性や多様性、協働性を育むことをめざしています。さらに、平成23年度からGLHS(グローバルリーダーズハイスクール)、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、多岐にわたる教育活動を展開しています。このような内容について話しをさせていただきました。
私からの挨拶の後、首席から本校の取組に関する説明を行いました。その説明の中でも、多くの生徒に自らの参加経験や取組、感じていることなどについて直接、語ってもらいました。学校行事や部活動を含めた日々の生活、課題研究における探究活動、SSHの取組である探究スタディーツアー、GLHS10校の生徒が参加する海外研修、グローバルリーダー養成プログラム(校内版)、今年の3月に実施したオーストラリア研修、本校が独自に設置するスーパークラスなどについてです。
生徒の話しを多く取り入れたため、ここまでの全体説明会に当初の予定より時間を多く取ってしまいました。全体説明会終了後は、参加してくれた生徒・保護者がそれぞれ自由に部活動の練習の様子を見たり、校内の施設見学をしたりしていました。
参加してくれた中学生の皆さんには、部活動や学校行事などにも熱心に取り組んでいる楽しそうな学校であることを実感いただけたのであれば嬉しいです。また、岸和田高校に入りたいと思っていただけたのであればより嬉しいです。
「塾対象 岸和田高校見学会」にご参加いただき、ありがとうございました。私からの挨拶でも話しをしましたが、6月15日(土)に一般公開する文化祭にもお越しいただければ、より一層、「楽しそうな学校」が伝わるかと思います。忙しいとは思いますが、短時間でも結構ですので、来校いただければ嬉しいです。