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9月20日(木) 全校生徒集会を実施 ~次年度入学生から、標準服を制服化することなどを説明~

9月20日(木)の午後に、体育館で全校生徒集会を行い、「次年度入学生から、現在の標準服を制服化すること」などを校長から説明しました。

制服化の対象となるのは、次年度入学生からですが、在校生も少なからず影響を受ける可能性があることを考えて、集まってもらいました。

先ず、今回の制服化は、それだけを単独で行うものではなく、牧野高校が「パラダイム転換3年計画~生徒が希望する進路の実現のために~」と題して今後3年間で行おうとしている5つのプロジェクト(①授業力強化、ICT環境の充実、②新学習指導要領への対応、③部活・学校行事の見直し、④標準服の制服化、⑤働き方改革)の内の1つと位置付けていることをお話ししました。そして、その背景には、日本の国が今進めている教育改革の1つ「高大接続システム改革」があって、この中にある高等学校教育改革では、学力の3要素と言われる「①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③学びに向かう力等」の資質、能力の育成が求められていることを説明しました。

牧野高校の「パラダイム転換3年計画」の5つのプロジェクトでは、「①授業力強化、ICT環境の充実」に関して、今年度中に全ホームルーム教室と理科教室に、電子黒板機能付きのプロジェクターを設置することで、「学校教育自己診断における『牧野高校の授業は解りやすい』への生徒の回答を、2020年度までに80%以上にする。(2017年度69%)」ことや、「学校教育自己診断における『授業の予習復習はできている』への生徒の回答を、2020年度までに80%以上にする。(2017年度45%)」ことが目標になっていることを話しました。併せて、理科の4つの講義室に、近々エアコンが設置予定であることもお知らせしました。

環境整備の面では、南館西側のトイレの改装や、体育館天井照明のLED化も予定していることを伝えました。

「②新学習指導要領への対応」では、2022年度以降は、牧野高校のカリキュラムが大きく変わることのほかに、2020年度から始まる『大学入学共通テスト』に関して、現1年生から適用されることから、学校として対応していくことにも触れました。

「③部活、学校行事の見直し」は、スポーツ庁や大阪府教育庁から出た指針に従う必要から、運動部の部活に関して、週当たり2日(平日1日、週末1日)以上の休養日を基本にして、1年間で104日以上の休養日を設けることや、1日の活動時間は、平日2時間、学校休業日は4時間程度とすることになるため、次年度から、各部の活動日や活動時間が見直しになる可能性があることを伝えました。

そして、「④標準服の制服化」について、次年度入学生から実施すること、基本的に現在の標準服が制服になること、導入する理由として、「1.増加する事件・事故・自然災害等への対応の迅速化という『安全性のメリット』」、「2.全員が購入することで低価格化を図る『経済面』のメリット』」、「3.服装など気にすることなく、自ら学び、考えることに集中し、ひとりひとりの内面の個性を磨きあげて欲しいという『自主自立の教育を目指すこと』」をお話ししました。

特に、安全と安心の確保の面で、学校への不審者の侵入の抑止や登下校時の事件発生の抑止、自然災害時の安否確認の迅速化については、最近の幾つかの事例を挙げて説明しました。

実際の運用の詳細なことに関しては、現在検討中であることもありますが、詰襟のタイプとブレザーのタイプの選択制の対応や、スカートとスラックス(パンツ)が併用できること、また夏の軽装として、ポロシャツの制服などが考えられていることも伝えています。

全校生徒集会説明スライド: 牧野高校制服化に係る生徒集会説明資料20180920.pdf

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