進路相談で3年生が校長室に来室~研究職に就くには~

1月24日(木)の昼休み、進路に関する相談で、牧野高校の3年生が校長室に訪ねて来てくれました。担任の先生から事前に、進学を目指す大学の選び方に関して、校長先生にも相談してみたいという生徒がいると聞いていたので、校長室でじっくりと話を聴きました。

人工知能(AI)と人間とのインターフェイスに係わる先端分野で、研究をしたいというのが希望ということでした。そのうえで、研究職に就くには、どんな基準で進学する大学を選んだら良いか、国公立大学と私立大学の研究環境の違い、卒業する大学とは別の大学院へ進学することの可能性などについて、答えられる範囲でお話をしました。

研究職を目指すなら、大学に附属する研究所や研究センターなどの研究施設の数や質、教員1人当たりの学生数、大学院への進学率、更には文部科学省の科学研究費の配分実績額を見ても、国公立大学への進学が断然有利ということが言えるように思います。

ちなみに、研究実績については、文部科学省が毎年配分している「科学研究費」の採択件数と配分額が公表されています。参考にしてもらえれば良いと思います。

「平成30年度科学研究費助成事業の配分について」:http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/__icsFiles/afieldfile/2018/11/29/1410868_01_2.pdf

「平成30年度 研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分一覧」:

平成30年度 研究者が所属する研究機関別採択件数・配分一覧①(採択件数183以上) .pdf

平成30年度 研究者が所属する研究機関別採択件数・配分一覧②(採択件数79以上).pdf

「平成29年度 研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分一覧」:

平成29年度 研究者が所属する研究機関別採択件数・配分一覧①(採択件数209上).pdf

平成29年度 研究者が所属する研究機関別採択件数・配分一覧②(採択件数85以上).pdf

この時期に、大学だけでなくその先まで考えて進路を相談してくれて、頼もしく思いました。

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