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3月6日(水)1年生、2年生全員に「国公立大学の魅力」に係わる進路講演会を実施~香川大学の真鍋芳樹教授による講演

3月6日(水)は登校日になっています。朝登校した2年生(42期生)、1年生(43期生)の全員に対して、8時35分から9時45分まで、牧野高校体育館において、「国公立大学の魅力」に係わる進路講演会を行いました。

今回 講師に来ていただいたのは、国立大学法人 香川大学のアドミッションセンターのセンター長で、医学博士の真鍋 芳樹 教授です。

真鍋先生には、一昨年以来、お願いをして牧野高校にお越しいただいており、2017年5月には40期生に対して、また2018年4月には41期生に対しても、牧野高校の3年生への進路指導の一環として、国公立大学と私立大学の基本的な違いや、受験における注意事項などについて、大変分かりやすいお話をしていただいています。

今度は、進路指導部と学年団の方で、新3年生になる春休みの前に、2年生の段階から、国公立大学の魅力や、私立大学との違い等をお話しいただこうという企画からスタートして、加えて、新2年生からは大学入試制度自体が変わることから、1年生にも一緒に、2年生になる前の今から、お話ししていただこうということになり、3月のこの時期に、2年生、1年生合同での講演会実施となりました。

講演の冒頭、校長から真鍋先生をご紹介する役をもらったので、牧高生(42期生)は、入学時のアンケートを見ると、4割が国公立大学への進学を希望しており、国公立大学または私立大学への進学希望の3割と合わせると、実に7割の生徒が国公立大学への進学を視野に入れていること、また、入学当初の全国模試の結果を見ると、その学力を維持すれば、3割を超える生徒が十分に国公立大学に入学する力を持っていることが見えていることなどに触れて、2年生も、1年生も、春休みの時に、しっかり自分の未来の姿を想像して、有効に時間を過ごしてほしいことを伝えました。

真鍋先生からは、前半に、「国立大学の入試制度を理解して合格を勝ち取ろう!」と題して、国公立大と私立大の入試の違い、大学入試センター試験から「大学入試共通テスト」への移行で、変わること、影響を受けること、新3年生も無関係ではないこと、移行措置は無いことなど、詳しくかつ分かり易いお話があり、学力の3要素や今から身につけておくべき力についても解説していただきました。

「受験勉強は、高3になってから勉強するものではない。高校の毎日の授業が、受験の出題範囲で対象になる。毎日の授業をしっかり理解することこそが受験勉強です。」や、「先生から質問された時に、『わかりません』で逃げずに、自分の頭で考える、考えたことを言う、表現することが大事で、新しい入試では、どう考えるか、どう表現するかが試験の対象になります。」、「塾や予備校では、入試の時の受験科目を絞って合格させようとしたり、その時の偏差値で進学先を選択させたりする傾向があるが、結局皆が同じ行動に走るために受験失敗の原因になる。受験産業に人生を決められていいのですか?」「自分のことなのだから、自分で何をやりたいのかを考えて、進学先は自分で決めましょう!」は、生徒の胸に響いたのではないでしょうか。

後半は、真鍋先生から「大学の選び方と地方国立大学の魅力」について、お話をしていただきました。特に、私大と比べて、学費の差や授業料の免除制度と奨学金のこと、教員一人当たりの学生数の違い、研究施設の充実度の差、入学した学生の『退学率』の違い、就職率の差など、グラフやデータを使い、大変分かり易く説明いただきました。

2年生も、1年生も、殆どの生徒が前をしっかり向いて、真剣な眼差しで、スライドや資料を確認し、話を聴いていました。

気が付けば、2年生は、大学入試センター試験まで、残り10か月です。

この時期に、大変充実した講演会になりました。

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