11月22日(金)4限は、1年生のコミュニケーション英語の授業を見学しました。
授業前の休憩時間には、電子黒板のスライド画面に英語の字幕付きで英語の音楽が流されていました。少しの時間でも、英語に親しむ機会を作る工夫でしょう。面白い試みだと感心しました。
スタートでの2分間の小テストは、英単語や英語表現のもので、生徒は慣れているのか、短時間集中して効果を上げているようでした。
このあと、今日のテーマの「Interpreterの仕事」について、まず教科書本文のListeningを繰り返し行って、聴き取った内容をペア同士で英語で伝えることをしていました。テーマ自体が、東京オリンピック誘致成功と、それに大きな貢献をした通訳者の長井鞠子さんの仕事についてのもので、今日的な話題でした。「(どんな話題に突然飛ぶかわからない)通訳の仕事は(全身を使う油断も隙も許されない総合格闘技の)マーシャルアーツのようなもの」という説明は、海外生活した私には大変良く分かりますが、マーシャルアーツを見たことが無い生徒には理解がやや難しいかもしれませんが...。
続いて本文を音読して、内容の要約を絵にしてイメージ化したり、それをペアの相手に英語で説明したり、ノートに自分の英語で作文したり、文法を学んだり、英熟語を覚えたりしていました。
先生の指示は、基本的に全て英語でされていましたが、生徒は、それに直ぐに反応して、楽しく英語の4技能を鍛えていました。 最後に次の授業までにする英語音読等の宿題がきっちり出されていました。 まさに、英語4技能教育の実践が集中した時間の中で出来ている、素晴らしい授業になっていました。