1月11日(火)校内放送で令和3年度第3学期始業式

1月11日(火)新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、令和3年度第3学期の始業式を校内放送で行いました。式辞ということで、概ね次のようなお話しをしました。

みなさん、おはようございます。明けましておめでとうございます。

令和4年1月11日の今日、令和3年度第3学期の始業式の日を迎えました。新年のお正月3が日と成人の日の間が1週間というカレンダーの関係もあって、17日間という長い冬休みになりました。この長い休みの期間を、みなさんはどのように過ごされましたか? 2学期終業式の時にお話ししたように、考える力を養うために紙の本を読んだという人はありますか?

さて、昨日は、牧野高校の体育館で、大阪高等学校バスケットボール新人大会の西地区大会の2回戦が行われました。牧野高校の女子バスケットボール部と男子バスケットボール部が登場し、いずれも順調に勝利して、次へ進むことになりました。応援させてもらって嬉しかったし、応援のし甲斐があったと喜んでいます。

この年末年始には、さまざまなスポーツが行われていました。高校のスポーツでも、駅伝やラグビー、バレーボール、バスケットボールなどで全国大会が行われ、昨日はサッカーでも全国大会の決勝が行われていました。見ていると、勝つためには、強いこころ、強い気持ち、強い意志が必要なのだと感じるし、優勝したチーム、栄冠を手にしたところは皆、選手が強いこころ、強い気持ち、強い意志を持って最後には勝ったように感じます。勝ったからこそ、逆にそう見えるのかもしれませんが。

このような「こころ」を成り立たせるのは、知覚(感じること)、記憶(覚えること)、意識(わかること)という脳の働きである、「こころ」は脳の働きで成り立っていると言われます。そして子供の頃からのさまざまな経験が、脳の働きで「こころ」を育て、それがひとりひとりの個性になり、違う個性が分かり合うのも脳の働きだとされています。脳が賢くなると、ほかの人の「こころ」も分かるようになると言われます。このようなことは、脳科学の研究が進んで分かって来ているようですが、一方で、実は分からないこともまだまだあるそうです。大学等への進学を考えている人にとっては、面白い研究分野だろうし、この脳科学と同様に新しい分野として、行動遺伝学とか行動経済学とか、色々と面白い学問の分野があります。興味のある人は調べてみてください。

1月11日は「鏡開き」の日であり、商売をするところでは「蔵開き」の日でもあるようです。朝のFMラジオの「今日は何の日」では、今日は星座の並びも日本の六曜でも「何かを始めるには最強の日」と紹介していました。気持ちも新たに、今日から新しいことを始めたり、何かに挑戦したりするのも良いのではないでしょうか。

一方で、3年生の皆さんにとっては大学入学共通テストまであと4日となりました。いよいよですね。このステップが、「栄光への架け橋」になるように応援し、祈りたいと思います。

今年が牧野高校の皆にとって良い年になるように、一緒に力を合わせてがんばっていきましょう。

以上で、今日のメッセージとします。ありがとう。

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