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【探究ラボ】 夏期個人探究実験 ( 探究演習①・②・③ )

探究ラボの所属生徒全員が日頃身に付けている科学的リテラシーを活かして、夏休みの間を中心に以下の探究演習の課題に取り組みます。ラボ生の"知的好奇心"を揺すぶる3つの課題に挑戦してもらいます。

個人のアウトプットの方法は、探究ラボの実験レポート作成基準にしたがって作成し、担当顧問へ提出してもらいます。期限は基本的に設けていませんが、自分のペースで落ち着いてゆっくりと考えて進めてもらいます。

各探究演習の結果報告で論理的に分かりやすく説明をしてくれたラボ生の一部をこのブログで紹介する予定です。

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【探究演習①】

 "ゆでたまご" を準備して、容器(ビーカー等)に一定量(mL)の水を入れて、あとから "ゆでたまご" を入れる。そこへ塩を入れて、"ゆでたまご" が浮くまでの塩の重さ(g)を量る。一方、その塩と同じ量の砂糖を入れた場合、"ゆでたまご" は浮くか、または沈んだままか、考えて予想せよ。そして、実践し事実を確認する。その事実の科学的な見解を分かりやすく説明せよ。

【探究演習②】

 先生が準備した2本の試験管に入っている溶液へ指示薬の一つであるBTB液を入れた結果、それぞれ青色(アルカリ性)と黄色(酸性)に呈していた。そして、濃度不明の酸とアルカリの溶液のみが準備されていた。さて、畷高にあるどの薬品、道具を用いても良いので、それぞれの溶液を中性にて示す緑色に変色させよ。具体的に実践し、この手段を用いた科学的な見解を分かりやすく説明せよ。

【探究演習③】

 梅干しを一つ準備する。多くの梅干しに塩分が含まれている。つまり、塩化ナトリウムNaClである。NaClの結晶は何色を示すか調べたのち、梅干しから一番簡単な方法で結晶の色が示されたNaClの結晶を直接取り出し明示せよ。実験の実践方法として可能な限り容易であることが望ましい。

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探究ラボ主担 三好 達夫 ( 化学科教諭 )