平成31年4月25日の4.5限に73期宿泊野外事前学習の一環として、「アンコールワットと人材養成-上智大学国際ボランティア活動-」と題し、本校体育館にて石澤良昭教授にカンボジアについて講演を行って頂きました。
石澤教授は上智大学の元学長で、現在は同大学アジア人材養成研究センターの所長をされています。またカンボジア研究の第一人者で、アンコールワットの調査・研究と修復作業に従事されています。2017年にアジアのノーベル賞と言われるラモン・マグサイサイ賞を受賞されました。
講演には保護者の方々にも来ていただきました。石澤教授には主にアンコールワットの研究や修復作業についてお話いただきました。アンコールワットの建て方の仮説や現地の人々の生活の様子、習慣、考え方など私達がネットや本では学びきれないような多くのことを教えていただきました。
宿泊野外行事まであと2ヶ月を切ったので、この講演を通して学んだことを活かし、より充実したものに出来るように励みます。
73期行事委員会副委員長 芳賀
73期生の感想より
・人生を捧げられるくらい好きなものに出会いそれに没頭なさっている先生を尊敬します。
・石澤教授は「困っている人を助けるのは当たり前のことだ」とおっしゃっていたが行動に移すのは難しいと思った。
・先生が終始笑顔で楽しそうにカンボジアの話をなさっていたことが印象的だった。
・石澤教授の話を聞きカンボジアへの愛を感じた。この宿泊野外が私の価値観を広げてくれる大きな経験になると思う。
・単に遺跡を遺跡と見るのではなく、遺跡に込められたその当時の人々の願いを自分なりに考えることが大事だ。
・インターネットで調べるだけでは分からないようなカンボジアの文化や習慣、考え方などを知ることができてよかった。
・もっとカンボジアの歴史を知って、アンコールワットに行った時、歴史的背景も理解できるようになりたい。