本校では、希望者を対象に夏休みを利用して「京大研究室訪問」と題して、主にOBOGの京都大学の先生方の研究室を訪問し、"より深い学問の世界を知る"、という企画を実施しています。
本日は、こころの未来研究センターの内田由紀子教授を訪問し、講義を拝聴しました。
京都大学では文学部、教育学部、総合人間学部で、「心理学」をそれぞれ別の視点から学ぶことになるので、事前に調べておく必要があることが強調されました。特に内田先生自身の経験として、京都大学入学後に、理想としていた研究内容との違いに戸惑って転部された経験から、大学教員との出会いの大切さや、事前にどの大学教員から、何を学びたいかを見極めておく重要性を語ってくださいました。 自己について述べるアクティビティの後には、国によって自己認識のあり方や、幸せの捉え方などについて違いがあることもお話しくださいました。講義後の質疑応答も活発に行われ、生徒たちにとって有意義な時間となりました。