茨木高校では、グローバルリーダーズハイスクールとして、国際理解教育を生徒主体で取り組んでいます。
昨年度に引き続き、インドネシアのAssalaam高校から、生徒19名を迎えて文化交流行事を実施しました。運営に手を挙げた生徒たちは、自身が海外の学校を訪問した時に、どのような活動があれば楽しめるかという視点から企画内容を練り、当日の運営まで行いました。
以下は、運営の長を務めた生徒の感想です。
「茨木高校において、Assalaam高校の生徒たちをお迎えし、交流会を行いました。お昼休みに柔剣道場に案内した後、授業見学が行われ、交流メンバーが集合して交流会を開始しました。校長先生やAssalaam高校の先生のご挨拶、記念品の贈呈、各高校の生徒代表による挨拶、Assalaam高校のパフォーマンスが順に行われました。
挨拶では相手国の言語が用いられ、両校からの記念品交換もありました。パフォーマンスでは歌、踊り、武道が披露され、彼らの練習の成果に感動しました。つづいて、茶道体験や福笑い、折り紙を楽しみ、最後には記念写真を撮りました。お別れの際には、正門まで行き、Assalaam高校のバスが見えなくなるまでお見送りしました。
国際交流を通じて、お互いの文化を理解し、尊重し合えたことがとても嬉しかったです。インドネシアの歌やダンス、武道を間近で見られたことや、一緒に日本の文化を体験できたことが貴重な経験となりました。インドネシアの学生たちは明るく、私のカタコトの英語を理解して、優しく応えてくれたことに感動しました。この経験を通じて、もっと英語を話す練習をしようと決意しました。
最初は、どう話しかけるか戸惑いましたが、最終的にはインドネシアの学生たちと楽しく交流できました。笑顔を意識することで自然に会話が盛り上がり、友好関係を築けたことが非常に嬉しかったです。ジェスチャーや表情を使ってコミュニケーションを図ることができ、英語が通じなくても、意思疎通ができることを実感しました。
この交流会を通じて、文化の違いを体感し、英語学習のモチベーションも高まりました。また運営に関わることで、交流会の進行や準備の重要性を学び、今後のイベントに活かしたいと考えています。全体として、異文化に触れられる機会が得られ、非常に楽しい経験となりました。
最後に、今回のインドネシア交流の企画・運営に携わってくださった先生方、運営スタッフの皆さん、茶道部の皆さん、大阪観光局の方々をはじめ、関わってくださったすべての方々のおかげで、この交流が成功したと感じています。本当にありがとうございました。Assalaam高校の皆さん、日本での貴重な1日を茨木高校で過ごし、素晴らしい経験を提供してくださり、感謝しています。いつの日か再会できることを心より願っています。Terima kasih!(ありがとう!)」
(79期インドネシア学校交流スタッフ代表)