4月26日(土)に京都大学で80期スプリングセミナーが開催されました。 スプリングセミナーは、80期の生徒が主体となり、入学式すぐから準備が始まった最初の大きな行事です。 テーマは、「茨高生になる」でした。
早速ですが、当日までの準備、当日の運営を務めた80期スプリングセミナー委員長からコメントが届きました。
「スプリングセミナーは、茨木高校80期全体で最初の行事でした。入学後最初の委員会ということもあり、何がなんだかわからないこともたくさんありました。でも、その中で取り組みながら活動していたのは、これから3年間の高校生活において、最高のスタートダッシュになったと思います。
委員長の視点から見ても、多くの困難や危機に打ち勝った委員会だったと感じます。 その中で、このような逆風に耐え抜くことのできる集団には、『良いリーダー』と『主体的なメンバー』が必要だと言うことを学びました。 大前提として、リーダーシップを持ち、取りまとめが上手いリーダーが必要だということは言うまでもありません。その上で、良い方向に委員会を進めるためには、一人一人が主体的に参加することも大切だと思いました。集団として力を高めていくためにはこれらのことが必要不可欠であるということを学ぶことができました。特に私は委員長の立場ということもあり、意見をとりまとめることの重要性や責任を学ぶことができました。1年の最初にこのようなことを学べたのは、貴重な体験だったと思います。
さて、話は変わり、スプリングセミナーの当日、パネルディスカッションの時間のことです。 このとき、司会係が緊張で言葉が詰まってしまうという出来事が起きてしまいました。
しかし、そのような中においても、80期生は場の温もりを保つような雰囲気を作っていました。時には良い意味での笑い声なども聞こえてきて良かったと思いました。 また、そのような雰囲気の中で、司会者を務めた委員の人たちも実戦の中で成長していくことができたと感じました。
このセミナーの目標は3つあり、そこでの3つの目の目標は、『茨高生になる』でした。 80期の皆さんは感じることができたでしょうか? 私は特に、"委員会"に視点を置いたとき、今回の行事は、茨高の校風を肌で感じ、理解することのできるものだったと思いました。
最後になりますが、今回のパネルディスカッションの3つ目のテーマ、『勉強以外で学生時代に身につけたことが生活にどう役立つのか』において出てきた話を述べようと思います。
――受験勉強だけでやっていける人間など存在しない。部活動や委員会、その他、学校生活において、多様な価値観を持った人間と関わることで、社会的生物である人間の最も基礎的かつ重要なスキルである、『社会性』を磨くことができる。」
(80期セミナー委員長)