2年「課題研究」での探究活動が本格的にスタートしています。5月下旬から、各講座にわかれ、探究活動の進め方、チーム分け、テーマ設定などを行っています。
前回の様子・・・こちら
今回は、最近、フォーカスされている農業について、茨木市農林課にご紹介いただいたJA茨木市の職員の方に来校いただき、茨木市の農業について、農業の課題についてのお話をしていただきました。茨木市では、祝蕾やフルーツトマト、お米「ひのひかり」を推しているとのことでした。実際に、フルーツトマトを持ってきていただき、茉奈で味わえるということで、さっそく試食しました。フルーティーな旨味に舌鼓を打ちました。
また農業が抱える課題では、営農されている方の高齢化、後継者不足などのお話でした。「明るい話題はありますか?」という質問では、茨木市の就農支援「あぐりば」をご紹介いただき、この講座がめざす「自炊」についてのきっかけとなるキーワードをご紹介いただきました。
その後、引き続き一品持ち寄りの回目を行いました。今回のテーマは、「初夏を味わう」としました。大葉を使った揚げ物、夏が旬の茄子の焼き煮浸し、ズッキーニのフリッター、肉巻き、春雨の和え物、鯖の南蛮漬け、水ようかんとフルーツ寒天、コーヒーゼリーも登場し、賑やかな食卓になりました。またには、山形県の「すずき味噌店」鈴木徳則さんのお味噌を取り寄せ、ミニトマト、大葉、みょうが、きゅうりをきざみ、味わい深いお味噌を冷水で溶いた山形県の郷土料理である「生汁」(冷たいみそ汁)を添えて、いただきました。鈴木徳則さん、ありがとうございました!!
「いばこう自炊塾」がモデルにしている「九大自炊塾」の比良松道一先生に教えていただいた一品持ち寄り、生汁で間もなく迎える夏休みに向けて、英気を養いました。