今日は1月17日(金)です。阪神、淡路の地域を大地震が襲ってから25年目となりました。ここ数日、新聞等で関連の記事が掲載されています。生徒の皆さんは生まれる前のことですので実感がないかと思います。私は当時すでに教員をしていて、その日は偶然行事の代休の日でした。地震が起こったとき、家は一瞬停電となり、棚からCDがバラバラと落ちたことを覚えています。しばらくして神戸の火事の様子がテレビに映し出されたときに呆然としました。勤務していた学校は窓ガラスが割れましたが、大きな被害はなかったと記憶しています。
以来、大きな地震が何度も日本に起きています。ボランティア活動や救助活動も行われています。気持ちはあっても行動できないこともありますが、今朝ラジオで「できる時に、できることを、できるだけする」という言葉を聞きました。以前、私が式辞で「最大のボランティアとは、今を一生懸命生きることだ」という言葉を紹介しましたが、それと通じるところがあるのでは、と思います。
今日は近隣の小学校が本校に避難することを想定した訓練をしに来られました。24日には本校1年生が体験型避難訓練を行います。備えも大切です。そして、今まで大きな震災があったことを「忘れない」ようにしたいと思います。