授業力向上研修

11月25日(水)午後より授業力向上研修を行いました。昨年に引き続き、京都大学大学院の石井英真准教授にお越しいただき、学校見学、授業観察に続いて指導・助言をいただきました。また、大阪府教育センターより瀧上指導主事にもお越しいただき、助言と情報提供をいただきました。研究授業は数学Ⅲ「無限級数の収束・発散」が題材です。

 

数学の教員中心に約20名の教員が授業を見学しました。

 

グループで相談しながら問題を解き、解答をまなボードに書いていきます。

 

最初は解答が進まなかったグループもありましたが、授業担当者からのヒントにより、どの班も一定の解答を導くことができました。

   

班のまなボードを分類して掲示し、最後に授業者がまとめます。難問に見えた問題も時間をかけてグループで考えると答えを導き出せました。「時間をかけて考えたら答えに近づいてくるよね」と言う授業者の声掛けが素晴らしかった、と石井先生からの講評をいただきました。授業が終わってからも授業者にとても丁寧な助言をいただき、授業者にとって大変勉強になり、大きな励みとなったと思います。

 

授業の後の研究協議の様子です。10年目研修対象者が司会進行を務めました。机に貼られた付箋の色で進行、発表などの役割を決めています。

 

授業の振り返りと「生徒の思考力・表現力を養うための工夫」について協議し、いくつかの班が発表した後、石井先生よりご講評とご助言をいただきました。瀧上先生からの情報提供もあり、大変参考になりました。

 

短い時間でしたが、それぞれの授業力向上のヒントが見つかったのではないかと思います。石井先生、瀧上先生、ありがとうございました。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリ