本校では、規則正しい学習習慣を身に付けさせ、「生徒自らが主体的に学ぶ時間を確保すること」をめざした取組みをすすめています。その一つが土曜日午前の「土曜学習タイム」です。
生徒に土曜日の午前は学習する時間であることを意識づけるため、土曜日の午前に講習の実施や自習室の開放など、生徒が主体的に学ぶ環境を整えています。
本日、４月16日（土）８時50分から岸高ホールにおいて、１年生を対象に「土曜学習タイム」開講式を行いました。校長、学年主任の話しの後、「卒業生座談会」として、この春卒業し大学に入学した74期生６名から、各自の体験談など、様々な視点から話しをしてもらいました。
座談会は、「学習面や学校生活における高校と中学校との違いについて」、「学習の方法や工夫、１年時の反省点」、「進路決定（大学、学部）の経緯とその時期」、「海外大学への進学について」、「部活動と勉強との両立について」、「３年間を振り返って希望する大学に合格できたポイント」、そして最後に、「後輩へのメッセージ」という流れですすめられました。
「後輩へのメッセージ」では、「受験勉強も楽しみながら取り組んでほしい」、「自分自身で勉強の計画（短期・長期）を立てることが重要」、「受験勉強だけが学びではなく、様々なことにチャレンジしてほしい」、「高い目標を持つということはそれだけの『覚悟』と『努力』が必要」、「自らがやりたいこと（目標）を見つけて、あきらめずに頑張ってほしい」、「第１志望の大学を決めるまでは、その選択肢を増やすためにもしっかりと勉強してほしい」といった熱い思いが伝えられました。
とても有意義な時間となり、これらのメッセージを１年生は重く受け止めてくれたと思っています。１年生77期生の「チャレンジ精神」と「粘り強さ」に期待しています。