６月17日（金）、18日（土）に岸高祭（文化祭）を開催しました。今年度も新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、十分な感染症対策を行いつつ、一部で制限を設けながら実施しました。
17 日（金）については、３年生保護者の方に招待券を配付し、自クラスの演劇（岸高ホールで行う芸能祭）のみ観覧いただけるようにしましたが、それ以外の方の来場は認めず、基本的には生徒・教職員のみで開催しました。
18 日（土）については、保護者、地域の方や中学生などに、本校学校行事の主となる岸高祭、また本校生徒の様子を知っていただく機会ととらえて、広く外来の方にも入場いただけるようにしました。ただし、午前中のみの開催とし、食品の販売については禁止する形で実施しました。来場いただいた保護者、地域の方などには感謝申し上げます。
本校の文化祭は大きく芸能祭部門と製作展示・イベント発表部門に分かれます。３年生はすべてのクラスが芸能祭部門（演劇）に参加することが決まっていますが、１、２年生は各クラスで参加する企画を検討・議論したうえで決定していきます。今年度は自教室において、参加した方が楽しむことができる参加者体験型のゲームやクイズ、スポーツ、占いなどの企画が多くありました。
クラスの取組としては、これらの部門のほかに、SFC（School Flag Competition）があります。各クラスでテーマに沿ったクラス旗を作成し、その出来栄えを競うというものです。今年度のSFCで各学年１位となったのは、１年７組、２年３組、３年５組でした。おめでとうございます。
また、クラス以外に、各クラブも文化祭に参加することができます。合唱部、少林寺拳法部、ギター部、演劇部、音体部、ブラスバンド部は18 日（土）の芸能祭に参加しました。今年度の芸能祭は岸高ホールに入る入場者数を制限するとともに、毎回入れ替わりとしたこともあり、クラブによっては整理券配付にあたり、多くの方が長い列をつくって並んでいる状況も見られました。芸能祭以外にも、多くのクラブが特別教室等において製作展示部門に参加しました。
さらに18 日（土）には、有志イベントとして体育館において、個人、グループがダンスや演奏、漫才などを披露しました。
PTAの方にも、瓶の中に小さな苔の世界を創出する「苔テラリウム体験」、シュワシュワの入浴剤を作る「アロマ香るバスボム作り」の２つの企画で参加していただきました。どうもありがとうございました。
校長として初めて本校の文化祭を体験しましたが、改めて、本校生徒のマナーの良さを感じたところです。また、多くの生徒が金券販売係、芸能祭係、衛生係、警備係など、教員と一緒になって積極的に各自の役割を果たしていたことにも感心しました。文化祭の運営に関わってくれた生徒の皆さんに感謝します。お疲れ様でした。
例年の岸高祭（文化祭）は土曜日・日曜日の２日で行っていたところ、今年度は１日半での実施となりましたが、多くの来場者を迎えることができ、とても盛り上がったのではないかと思っています。
来年度の岸高祭（文化祭）は例年どおり開催できることを願っています。