2年生「家庭基礎」での岸城幼稚園園児との交流

 夏休みが終わり、まだ暑さが残る9月に、2年生が必履修科目である「家庭基礎」の授業において、岸城幼稚園の園児との交流を行いました。家庭科では保育や介護などの分野において、共生社会を形成するために必要な他者理解の観点から、幼児とのふれあい交流を行っています。

 

 生徒たちは、晴れた日は外で遊具を使った遊びや虫取り、かけっこなどを園児と一緒に行うことで、幼児の明るさ・元気さを知ることができました。雨の日はお絵描きやブロック遊び、お医者さんごっこなどを通して、幼児の考え方に触れることができました。また、幼稚園が行う安全指導教室に参加し、手をつないで交通安全のルールを教えたクラスもありました。

 私もその様子を見学に行きました。最初は、恥ずかしそうにしている園児や、少し戸惑った様子の生徒もいましたが、すぐに互いの距離が近くなり、とても楽しそうに遊んでいる園児と生徒の笑顔が印象的でした。

  

 生徒たちは幼稚園の先生方が園児と接する姿を見て、大人として子どもと触れ合うときに必要となるコツみたいなものを体得できたのではないかと思います。

 生徒からは、「子どもの純粋さに心が温かくなった」、「幼稚園の先生の絵本の読み方がとても上手で参考になった」、「自分で考えて遊んでいてすごいなと思った」といった意見がありました。

 子どもと関わる機会が少ない高校生にとってはとても貴重な時間になりました。

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