10月14日(金)に続き11月8日(火)に、天体部の活動として、天体望遠鏡及び大型天体望遠鏡の使い方の練習と月食および惑星の観察・撮像を目的に夜間観測会を行いました。
この日は、「皆既月食」の途中に「惑星食(天王星食)」が同時に見られるということで、部員全員がとても楽しみにしていました。皆既月食と惑星食が同時に起こるのは、1580年以来の442年ぶりという、またと無いチャンスでした。日が沈み始めたころは雲がかかっていましたが、時間とともに雲が晴れ、絶好の観測日和となりました。
月が欠けていく様子を見ることも貴重な体験でしたが、天王星は望遠鏡で見ると青く光っており、他の恒星とは違う見え方になることにも生徒たちは感動していました。天王星が月に隠れる「惑星食」も確認することができ、とても充実した観測会となりました。
部員たちは改めて、岸和田高校天体部に入ってよかったなと実感しながら、今世紀最大の月食・惑星食を楽しんだと思います。