3月3日(月)午後9時45分関西国際空港発の飛行機で、生徒49名と添乗員2名がオーストラリアに向けて出発しました。
今回のオーストラリア研修は全日ホームステイで、バディと一緒に現地学校の授業に参加したり、オーストラリアの文化を学ぶ英語レッスンやクイーンズランド大学訪問、オーストラリアを体験するアクティビティなどを行ったりします。また、週末はホストファミリーと一緒に過ごします。12日間の日程で、3月14日(金)に帰国します。
当日は出発に向け午後6時30分に関西国際空港第1ターミナルビル2階の南広場に集合しました。私も見送りのため、集合場所である南広場に行きました。午後6時前に到着すると、風が通り抜ける寒い場所にもかかわらず、すでに受付を待っている生徒と保護者が数人いました。前日までは比較的暖かい日が続いていましたが、この日は雨の後、急に冷え込み、寒い夜でした。午後6時から受付が始まると、大きなスーツケースを押した生徒たちが次々に集まり始め、集合時間の午後6時30分には参加生徒49名全員が揃いました。まずは参加者全員が来てくれることを願っていたので、ほっとしました。
夜の集合ということもあり、保護者の方々もたくさん見送りに来ていただいていました。お忙しい中、お送りいただき、どうもありがとうございました。
改めて参加者全員が揃っていることを確認した後、私から話しをさせてもらいました。参加者全員が行くことができて嬉しいと伝えた後、「14日には全員元気に帰ってきてほしい、そのためにも現地では体調管理をよろしく」と話しました。「ただ、今回の研修では元気に戻ってくるだけではなく、皆さん一人ひとりが参加した目的を果たし、『行ってよかった』と満足した顔で帰国してもらいたい。そのためにも、これまでも話してきたとおり、『恥ずかしがらない』、『遠慮しない』、『不満なことがあれば添乗員さんに相談する』などを守ってほしい」と改めて伝えました。生徒たちが14日にどんな顔をして帰ってくるのか、今から楽しみにしています。
その後、旅行会社の担当者から、この後の動きに加えて、現在、現地ではサイクロンが近づいているという情報が伝えられました。季節が真逆であることを改めて認識させられたところです。当初のスケジュールに大きな影響が出ないことを祈るばかりです。
その後、参加生徒全員で集合写真を撮影しました。保護者の方も一緒に、写真を撮影されていました。そして、それぞれスーツケースを持ってチェックインカウンターに移動し、搭乗手続きを済ませ、生徒たちは手荷物検査場のほうに入っていきました。結構込み合っていたこともあり、そこまでかなりの時間を要しましたが、多くの保護者の方が最後まで見守っていてくださいました。私も元気に帰ってきてくれることを祈りながら、手荷物検査場に入っていく生徒たちの姿を見送りました。
49名の皆さん、9月30日締め切りで申し込んだオーストラリア研修がようやくスタートしましたね。ずっと楽しみにしていたことだと思います。おそらく、あっという間に最終日を迎えるのであろうと思いますが、オーストラリアでの生活を満喫してください。これまでにない経験をとおして、様々なことを感じとり、多くのことを学び、大きく成長して帰ってきてください。ぜひとも校長室に来て、体験したこと、学んだこと、気づいたことを教えてほしいです。参加した皆さんにとって忘れられない12日間であってもらいたいです。ではまた14日に。