本日、2月27日(金)午前10時から南海浪切ホールにおいて、「大阪府立岸和田高等学校第78回卒業証書授与式」を挙行しました。数日前からずっと天気予報を気にしていましたが、本日は曇天ながらも午前中に雨の降る確率は0%ということでホッとしました。気温も例年より高めでした。
私が南海浪切ホールに到着した午前9時前には開場前にもかかわらず、多くの生徒や保護者の方が来られ、記念写真を撮ったりされていました。
卒業式には学校運営協議会、同窓会、PTAから8名の方に来賓として壇上にご臨席いただきました。また、2,3階席にはたくさんの保護者の方々にもご列席いただきました。
予定どおり、午前10時に緞帳が上がり、開式を宣言、国歌斉唱、校歌斉唱の後、卒業証書を授与しました。1組から順に担任が呼名し、生徒一人ひとりが返事し立っていき、各クラスの代表生徒が舞台に上がり、私から卒業証書を読み上げ、授与しました。
この3年間、日々、努力を積み重ねてきた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは、各教科の授業や課題研究、学校行事や部活動に全力で取り組み、また様々な研修などにも積極的に参加し、高校3年間で大きく成長したと思います。
その後、式辞を読み上げました。生徒たちには、始業式や終業式などの機会を通して私の考えや思いを伝えてきましたが、最後となる本日、新たな道へと歩みだす生徒たちに、3つの願いを伝えました。
1つめは、「自分でしっかりと考え、主体的に行動してほしい」ということです。ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊先生の言葉を紹介した後、「皆さんには、指示されたことをやっているだけではなく、常に物事を前向きに捉えて、自ら問題を発見し解決していくために、しっかりと考え、主体的に行動することができる『能動的な力』を身に付けてほしい。」と伝えました。
2つめは、「自らの夢を描き、ぜひとも、その夢を実現してほしい」ということです。稲森和夫さんの言葉を紹介した後、「これから自分が何をしたいのか、自分の人生だからこそ、この先のことをもっと真剣に考えてほしいです。また、失敗を恐れず、困難と思えることにもチャレンジしてほしい。たとえ失敗したとしても、そこから多くのことを学び、成長し、次の成功につなげてもらいたいです。自分の夢に向かって、強い思いを持ち、困難を乗り越えながら、着実に歩みをすすめ、ぜひとも夢を実現してください。」と伝えました。
3つめは、「人間として魅力のある、人間性の高い人になってほしい」ということです。特に、「生きていくうえで、人と人との絆を大切にしながら、困難なことに直面した際にも、周りの人たちと支えあいながら乗り越えていくことができる関係を築くことが大切だと思います。そのためにも、常に、思いやりの心と感謝の気持ちを忘れないようにしてください。まずは、高校卒業まで支えてくれた家族や周りの人たちに感謝の気持ちを伝えてください。」と伝えました。
私からの式辞の後、生徒自治会会長の2年生近藤慶志朗くんから送辞が読み上げられました。その中で、卒業生である先輩たちの存在が大きかったということが印象に残りました。1,2年生には、このよき「伝統」を継承していってもらいたいです。
そして3年生の酒匂 梓くんと原田 涼我くんが答辞を読み上げました。教職員に対する感謝の言葉を交えながら、3年間を振り返っていました。途中、感極まって言葉が出てこない場面も見られました。それぞれの思いがこもった、とても感動的な答辞でした。
答辞の後、卒業の歌として「遥か(はるか)」を斉唱しました。とても感動的な、卒業式にぴったりな曲だと思います。特に私は親の立場で聞き、子どもへの愛情や思い・願いがよく伝わってくるため、感動が大きくなります。生徒たちと一緒に口ずさんでいました。
校歌と「遥か」をそれぞれピアノ伴奏してくれた2名の1年生に感謝します。とても緊張したと思いますが、どちらも素晴らしい演奏でした。二人にとっても、忘れられない、よい経験になっただろうと思います。お疲れさまでした。
閉式宣言の後、1組から順に一人ずつホールから退場していきました。私にとっては4度めの卒業式となりましたが、毎年、感動を与えてくれることに感謝しています。毎日のように顔をあわせていた生徒たちと会えなくなるのは寂しく感じますが・・・
浪切ホールでの式終了後、生徒たちは学校に移動し、各教室にて最後のホームルームを行いました。いよいよお別れとなります。ただ、ホームルーム終了後も、別れを惜しむ生徒たちがたくさん中庭に集まってきました。文化祭のときもそうでした。特に打ち合わせもしていないのでしょうが。午後2時半ごろまで、多くの卒業生で賑わっていたように思います。
明日からはそれぞれ異なる環境の中で、この3年間頑張ってきたように、自分の持てる力を十分に発揮し、さらに成長していってくれることを願っています。式辞の最後にも伝えましたが、「この3年間、岸和田高校で学び、身に付けた能力や様々な経験を最大限に生かし、今後、自分の可能性をより一層広げ、リーダーとして社会に貢献できる人になってもらいたい。」、「自分が選択した道を『正解』とすることができるのは自分だけです。輝かしい未来に向かって、自分の選択した道を、しっかりと胸を張って歩んで行ってください。皆さんが様々な世界で活躍されること、また、生きることの楽しさや素晴らしさを実感しながら、悔いのない充実した人生を送ってください。」と願っています。
最後になりましたが、ご臨席いただきましたご来賓の皆様、ご列席いただきました保護者の皆様方にお礼申し上げます。また、保護者の皆様方には、本校の教育活動にご理解とご支援・ご協力いただいたことに感謝申し上げます。





