先ずは、同志社大学へ。
ここは、牧野高校からは、昨年度に延べ53名(うち現役生51名)の合格者を出し、現役生18名が進学した人気校です。一昨年度は、現役生25名が、さらその前の年は現役生27名が進学しており、牧野高校の実進学先としては、常時3~4番目にたくさんの生徒が行く学校です。
西門に出迎えが来られていて、雨の構内を通り、新しい学舎の『良心館』に案内されました。広く贅沢な空間のある廊下と階段を通って、最新鋭の設備の整った教室の一つに入りました。
一人ずつに資料をいただき、担当の方から、同志社大学の歴史や、今の様子などを丁寧にお話しされた後、今日の案内役をしてくれる4年生と1年生の現役の学生さんの紹介がありました。
このあとは、2班に分かれて、見学です。
『良心館』の中の、ラーニング・コモンズと言われる最新の学習スペースは、ほとんど間仕切りのない空間で、学生が知識や情報を得たり、議論したり、発表したりするための最新鋭の設備が満載でした。今の学生は、素晴らしい学習環境に恵まれて、幸せだと思いました。
『良心館』の地下には、ゆったりしたカフェテリアもあり、ここからは、京都の市営地下鉄に直結していて、台風でも傘なしに大学に入れることには驚かされました。大学は、今は丁度夏休み中ということで、カフェテリアは開いていませんでしたが、コンビニや書店もあり、こちらはやっているようでした。
次に構内を歩いて、歴史的な建物などの説明を受けた後、礼拝堂に入れてもらいました。『良心館』とは対照的に、歴史を感じる、厳かで心鎮まる場所でした。
キリスト教の中でも、プロテスタントの礼拝堂であるこの建物には、カソリックの礼拝堂とは違って、十字架やマリア像などは置いていないのが特徴のひとつだそうです。嘗ては、ここで講義もされていたと、興味深いお話もいろいろ聞かせて貰いました。
全部で1時間半ほどの行程でしたが、同志社大学の素晴らしさを感じることのできる時間でした。
今年度は、10月に牧野高校で、同志社大学の卒業生のフリーアナウンサー八木早希さんの講演や、12月には昨年同様、生徒による同志社大学訪問と授業体験も計画されています。その時には、有名なキャンパス内の大クリスマスツリーも燈っていると思います。
今から楽しみです。