• トップ
  • 2019年
  • 6月
  • 6月7日(金)4限に1年生のコミュニケーション英語でディベート~ネイティブ3人の留学生が見本を実践~

6月7日(金)4限に1年生のコミュニケーション英語でディベート~ネイティブ3人の留学生が見本を実践~

6月7日(金)4限に、1年生のコミュニケーション英語で、ディベートの授業をするというので、見学に行きました。

最初に、授業担当の先生から、ディベートとはどういうものかという説明がありました。中学校の時にディベートをやったことがあるかとの質問にクラスの10人以上が手を挙げ、小学校でもディベートの経験があるかとの問いに1人の生徒が手を挙げていました。小中学校でディベートが行われていることに、時代の変化を感じます。

全体的な解説の後、このクラスに席があるオーストラリアの高校からの留学生1人と、アメリカの大学から来ているグローバル・インターンシップの留学生2人に加えて、授業担当の先生が入り、この4人が2つのチームに分かれて、英語で行うディベートの見本を見せてくれました。

テーマは「Makino high school students should wear school uniforms.(=牧野高校の生徒は制服を着るべきか)」というものでした。このテーマに対して、3分の制限時間で、賛成(For)の立場側が賛成の理由を2つ述べ、反対(Against)の立場側が反対の理由を2つ述べた後、次は、時間制限の中で相手の理由に対する反論を行うという形でディベートが行われました。ネイティブ同士の英語のディベートでは、使う英語に全く制約が無く、全員がかなりのスピードでしゃべっていましたが、生徒たちは一生懸命聴いていました。今回のジャッジは、現在実習中の教育実習生にやってもらっていました。今回の判定では、具体的な説明が多い賛成側の勝ちというところで、見本のディベートは終わりました。

次の時間には、生徒同士でディベートをしてもらうということで、この後、4人ずつのグループ分けがあり、生徒は、賛成の立場になった場合の理由と反対の立場になった場合の理由をそれぞれ書き出して、整理していました。

ディベートは、個人の考えや信念とは関わりなく、賛成・反対の何れの立場になっても、その立場での論理に徹してそれ通していくものです。日本では未だ馴染みは薄い印象もありますが、国際社会の中では、求められる大事な能力です。それを英語で行えるようになるには、訓練も必要です。

英語が母国語の留学生が3人来ている今、こうした授業で英語ディベートの練習をすることは、とても有効なことだと思います。

なかなか楽しそうな授業でした。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30