10月11日(金)午前に美術の授業見学をしました。
牧野高校で定例の全ての教諭の先生方との面談が終わり、今週から授業見学をします。
その最初となった美術の授業は、北棟2階の美術室で行われました。1年生が、紙粘土を使って、野菜や果物の立体造形を制作して、色付けするというものでした。
生徒たちは、各々が選んだリンゴやオレンジ、ニンジンやトマト、タマネギなどを持ち込んで、細かな所までヘラや彫刻刀などを使って紙粘土で作ったものの形を整えていました。中にはシイタケのようにとても難しい題材にチャレンジしている生徒もいました。紙やすりの使い方を先生から教えてもらい、作品の表面をリアルに仕上げている生徒もありました。
この後、先生から補色のことなどの色の基本の講義を受けて、早速色付けを始める者もいました。
多くの生徒が創作の喜びを感じているようで、とても楽しそうな授業になっていました。
世界の潮流はSTEAM教育といって、科学(Science)や技術(Technology )、工学(Technology)、数学(Mathematics )と並んで、アート(Art)を重要視する教育が注目される時代を迎えています。この授業を見て、美術がもっともっと注目されて良いのではないかと感じます。


