5月20日(木)午後に教職員向けAED講習会を実施

5月20日(木)午後に体育館で、教職員向けのAED講習会を実施しました。

牧野高校の保健部が、教員全員を対象にして、新型コロナウイルス感染症への対応などで新しくなったガイドラインに沿って、胸骨圧迫やAED使用による心肺蘇生の仕方を身につけるために講習会を開いたものです。

生徒が中間考査で、放課後の体育館で部活動をしない期間になる、今日と来週5月25日(火)との2回に分けて行われます。

今日は、全教員の半分にあたる30名ほどの先生が、8台用意されたAED講習用の人形などのセットに、密にならないように1台当たり3人~4人に分かれて参加されました。

講師をお引き受けいただいた東洋医療専門学校 救急救命士学科の救急救命士の森本先生に、ご指導をいただきながら、新型コロナウイルス感染症への対応で人工呼吸をしないで行う心肺蘇生のやり方や、今後増えるであろう熱中症の対応などを、実践を交えながら、具体的に教えていただきました。

胸骨圧迫は『強く、速く、絶え間なく』行う必要があることや『中断は10秒まで』を守ること、また新型コロナウイルス感染症への対応では、心肺蘇生の対象者の口にハンカチ、タオルを置いて行うなど、わかりやすいお話しが沢山ありました。

熱中症は部活等で高校1年生がなりやすいということも、①上級生に比べて体が出来上がっていない、②同じ休憩時間でも充分休憩できない状況がある、③我慢をしてしまう雰囲気になる、などの理由を含めて、良く分かるお話しがありました。

めまい、生あくび、筋肉のこむら返り、大量発汗などの症状があれば、まずは涼しい場所に移動させて安静にして、両首筋や脇の下、足の付け根など太い血管のあるところを冷やし、スポーツドリンクなど塩分の入った冷たいものを飲ませるという応急措置や、吐き戻しで呼吸困難のならないように横向きにすることをお聞きし、体重が重い場合の横向きへのさせ方も教えていただきました。

万一に備えるという意味で、充実した講習会でした。

参加した先生方、ご苦労様でした。

貴重な講習をしていただいた東洋医療専門学校の講師の先生に心より感謝申し上げます。

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