5月26日、1年生の総合科学科の理数生物の授業で「カタラーゼのはたらき」に関する演
示実験が行われました。
身近な素材を使って、生物の中でどのような反応が起きているのかを体感できる、面白
くてちょっと驚きのある実験です。
反応が始まると、大量の泡が発生しました。これはカタラーゼが過酸化水素を分解して
発生した酸素の泡です。
また、レバーと過酸化水素が入った試験管に、火をつけた線香を入れると線香の火がパ
ッと明るく燃え上がりました。その時、拍手が起こりました。教科書では感じることがで
きない"化学反応のリアル"を、肌で感じた瞬間でした。
実験を通して、生物の中で日々行われている化学反応の一部を、実際に目で見て実感で
きたようでした。