4月17日(金)1限目に総合科学科3年生の生物でカタラーゼの働きを調べる思考実験が行われました。
今回のテーマは「実験を構築する」です。
研究においては、「結果を得る」だけでなく、どのように実験を組み立てて何を調べるのか考えることがとても重要です。
今回は、生物基礎・生物で扱われる定番テーマである「カタラーゼの働き」を題材に、実験を行います。1回目の授業では、「酵素カタラーゼの働きのどのような特徴を調べるのか」「そしてそのためにはどのような実験をすればよいのか」「条件をそろえるとはどういうことか」といった点について、班ごとに話し合いました。また2回目の授業では、1回目に自分たちで考えた実験手順を元に実際に実験をしました。さらにはその結果を数値化するにはどうすればよいのかを考えました。
自分の班の結果だけでなく、他の班の発表を聞くことで、「同じ実験でも、見え方や考え方は一つではない」ということも実感できたのではないでしょうか。
これから先の実験でも、結果を出すだけで終わらず、どのようにして実験を組み立ててあるのか、そこから何がわかり、どう理解していけばいいのかを学んでほしいと思います。
実際に入試問題でも何を目的にどのように実験手順を考えその結果から何が変わるかを考える問題があります。完成された手順よりも、その手順に至る考え方が問われていることを忘れないようにしたいですね。教科書に載っている実験も、「なぜこの方法なのか?」
と立ち止まって考えてみると、生物の見え方が変わってきます。
今回のカタラーゼの実験をきっかけに、実験結果の先にある問いや仮説を意識しながら、生物を学んでいってほしいと思います。
今回は今まで2年間で学んできた探究活動を活かした実験を行いました。生徒たちは自分で構築した実験なので、本当に真剣に取り組んでくれていました。