12月23日(日)、第11回大阪府生徒研究発表会「大阪サイエンスデイ第2部(オーラル発表)」が大阪工業大学 梅田キャンパスにて開催されました。
参加校の代表計42班が6つの会場に分かれて発表を行いました。
[本校からの発表班]
①『チューブ式洗顔料をできるだけ早く泡立てるには』(1年5組/5名)
②『天然高分子を用いた土壌保水材の生成と環境負荷の測定』(探究ラボ/3名)
③『負極材と電解液との反応の研究』(探究ラボ/4名)
各校の興味深い発表に沢山ふれることができました。
質疑応答の際には、ラボの生徒が積極的に挙手して質問していました。
気になることをディスカッションし深めていく資質能力が、少しずつ身に付いてきたのではないかと思います。
また、1年5組の生徒にとっては初めての外部での口頭発表でした。チームで連携しながら、堂々と自分たちの研究成果を発表していました。放課後の彼らの努力が感じられる気持ちの良い発表でした。「探究チャレンジⅠ」での活動の成果を十二分に発揮してくれました。
そして、『天然高分子を用いた土壌保水材の生成と環境負荷の測定』とのテーマで分科会で発表した班が代表発表に選ばれ、全体会での発表に臨みました。
非常に大きなホールでの発表で緊張もあったでしょうが、一生懸命プレゼンしていました。
表彰式では『優秀賞』をいただきました。
彼らにとって大きな自信になったことと思います。
今回、発表を行った生徒はもちろん、見学生徒にとっても大阪府の高校生たちのアカデミックな活動に大きく刺激を受けたことと思います。
研究の成果は、1日にして得られるものではありません。
これからもコツコツと仲間と連携しながら、探究活動を深め、「社会に貢献できる科学技術系人材」へと成長してくれることを期待します。
大阪工業大学や天王寺高校の皆様をはじめ、このような学び多き機会を提供してくださった関係者の皆様方、本当にありがとうございました。
(化学科:吉田拓郞)