【探究ラボ】京都大学基礎物理学研究所

2023年8月12日(土)に京都大学基礎物理学研究所を訪問させて頂きました。

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中間子論でノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹さん。物質の最小単位とされていた原子は、原子核と電子から構成され、原子核は陽子と中性子から構成される。正の電荷を帯びた陽子は、電気的な反発力を及ぼしあうため、原子核を構成するためには、電気的な力よりも強い力で引き合わせる必要がある。この相互作用を媒介するものとして「中間子」を導入したのが湯川秀樹さんである。

 

京都大学基礎物理学研究所は、湯川秀樹さんの研究生活の面影を偲ぶための記念室となっており、今回訪問させていただき、多くの学びを得ることができました。素粒子物理入門の授業を受けさせていただき、高校生でも取り組める問題演習も行いました。

 

高校物理のその先にある理論を自ら学ぶ姿勢に、参加者のエネルギッシュさを感じました。また、畷高生を指導してくださった京都大学関係者の皆様に厚くお礼申し上げたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

 

(探究ラボ顧問:瀧瀬)